2012年7月31日

2012年7月23日から7月27日の相場

ブログ記事、公開したと思ってたら公開してませんでした(汗 急いでスクリーンショットを撮って公開。先週は週の前半、1.2100を1.2000割れを試すか!?と思われたけど、さすがに大台割れを起こすには材料もボラもなく1.2080でこらえて上へ反発。そして26日、ドラギECB総裁がロンドンでの講演で「ユーロを守るためにECBはあらゆる手段を取る用意がある」と発言したことを受けて流れはユーロ買いへ。



そして日足GMMA長期組に押されて週末下落。60EMAくらい、1.24台ミドルくらいにはいくかなーと思ってたのですが...

今週のトレードの一つを紹介。懲りずに逆張りをしてやられたんですが、言い訳をするなら、だって上がると思ったんだもん!!週末、4時間足短期組以下の短期足とEMAが上向いて1.22台後半から1.24はつけるだろうなーと思ったから、1.2300Lをエントリー(下記の位置)。



S/Lは-30の1.2270、T/Pは+80の1.2380。その後、1.2320を付けたら急落で1.2270のS/L。私のストップを見事に狩ってから再び上昇で高値は1.2389。おうふ。まぁ、その後急落でまた1.2300↓に戻ってきたわけですが...

1.2300↑は日足GMMAの長期組の真っただ中、陳先生の言うところの鯨の群れの中。売りが相当厚いのかな!?と。とりあえず、先週半ば~週末は上目線だったけど下目線に戻ってます。7月末、そして8月上旬はドラギECB総裁の発言を試す相場。陳先生が言うように、この夏波乱は起きるのか、それとも静かに終わるのか。世間はオリンピックで沸いているようですが、この夏は大注目の相場です。

2012年7月23日

2012年7月第3週目の相場、ユーロが安値更新。

週の前半は下記4時間足茶ーのの下落を取っていきプラス...そして、見事な上昇フラッグ形成。この時、商品も株もそしてクソポジも割といい感じでブレイクしそうな雰囲気を感じていたが...1.2320をつけ、4時間足60EMAをブレイクしたと思われたとたんに強いユーロ売り。上昇フラッグ形成ブレイク失敗。ここで諦めればよかったのに、諦めきれず利益をふっとばしてしまった...波形にこだわりすぎたダメな例。ここは負けてもいいから素直に順張りすべき局面。

 

そして、20日金曜にスペインのバレンシア州が債務返済に向け中央政府に支援を要請する方針を明らかにしたことを受け、スペイン財政やユーロ圏債務危機をめぐる懸念が再燃し下落し(スクリーンショットを撮ったのが月曜朝なので、なんとさらに安値を更新しているがw)、今年の安値を更新。市場のターゲットは2010年6月安値の1.1875をとらえているように思える。そうなってくると、200月SMAすら割ってしまうことも起きかねない。今年の夏7、8月は長期的に見てすごく重要な局面になるんじゃないだろうか。構造的な問題を孕むユーロに、市場がNoをつきつけているように見えるのは私だけではないと思う。

2012年7月17日

2012年7月第2週目の相場

3連休中にブログを書こうと思ったけどスクリーンショットだけ取って結局手をつけず...

さて、7月第2週の相場は金曜までダラダラ下げて金曜上げて終了。週足はO 1.22679、H 1.22902、L 1.21755、C 1.22670。オープンとクローズ見れば全然変わってないし...金曜の上げは噂によるとロシア勢の買いだとかなんだとか。ただ、金、原油はリスクオンの流れが強くて、上昇し続けてたから
下に行くことはないかなーとは思っていたけど...

先週の相場は見事にうまいトレードとダメなトレードが出たので自戒を込めて記録。下記はうまかった例。戻りが弱かったけど、落ちそうだったからすかさずS。下髭確認で1.2180でC。これは入りはともかく利確がうまかった印象。


下記は戻りは少し弱かったけど抜けそうだったからSで入ったポイント。で、次の足で20ぴぴくらいすこーんと落ちたんだけど、その次の足で上髭ができている。びびってこの足でSをクローズしてしまった。しかしそこからさらに下落で利益とれず...相場が正しかった見事な例。こういうのは何度もあったし、逆に助かった例もあるけど、ここまで見事に取り逃したのは初めて。


そして利益確定がダメだった例。ロシア勢にやられてしまったorz。この時、上に書いたように金も原油もリスクオンで、これ以上下に行くことはないかなーと思っていた。そして、時間足ではわからないが、不穏な動きをしていたのも確か。そういうときはクローズしてYするのが鉄則だったのだが...

底うった感も出ているユーロドル相場だが、長期トレンドはまだまだ下降。いつまで欧州危機材料を気にしなければならないのだろうか...

2012年7月9日

2012年7月第1週目の相場と今後の見通し

先週は宣言通りトレードは休み、本読んだりゲームしてたりしました。主にガーディアンクルスっていうゲームだけど。根っからの確率ゲーム好きなので、相場にかかわっていないときでも結局ゲームしちゃうんだよな。そして、チャートを見続けてもちゃんと休むことができたからメンタル的にかなり取り戻したように思う。「休む」という気構えでいたせいか、今までよりチャートを見渡すことができた。メンタルが非常に重要だと改めて認識した。


さて、先週は月の第1週目、そしてQ3の始まりの相場で、指標の方も米ISM、RBA政策金利、ECB政策金利、BOEのMPC政策金利、米雇用統計とお祭り状態。今後の流れを決める重要な局面だったように思う。この中でも特に注目なのがやはりECBの政策金利と米雇用統計の2つ。ECB政策金利は現行1.0%が0.75%へ利下げ。発表前は0.5%にするとの噂もあり、利下げセオリーの売り、というよりは政策への失望感からのユーロ売り、となったように感じる。逆に、0.5%と大胆に下げていれば、ユーロ買いに進んだ可能性は低くなかったのではないだろうかと思っている。また、数値によってはQE3期待観測で強力な指標になる雇用統計3つだが、6月非農業部門雇用者数が前回+7.7万人が+8.0万人に、6月民間部門雇用者数が前回+10.5万人が+8.4万人、6月失業率が前回8.2%が今回も同じ8.2%となった。まずまず?相場もそれほど動かなかったようだ。勘違い。

というわけで先週のチャート。売りポイントは3つあるけど、ほとんど戻りなしで下落。最初の1.2620付近まで戻ったときはいろいろなサポートラインが集結していて、さらにダウなど、リスクオンな雰囲気が相場に漂っていた感じがした。なので、ここで取るのはかなり難しいと思う。そして、2番目の1.2520付近。この時間帯は、ECB政策金利前のせいか、かなり長いこと相場が動かなかった。噂レベルだが政策金利が下がっても失望でユーロ売りとの観測が出ていたし、色々なサポートラインを抜けたこともあってポジションを仕込んでよかったと思う。私が先週トレードをするならこのポイントだっただろう。そして3番目が雇用統計後。思ったよりも悪くない指標からQE3への期待が後退と、リスクオフの流れが後押ししての下落と行ったところだろうか。まぁ、解釈なんてどうとでもできるのだが。この下落で6月1日の安値1.2866を割って、週末の薄商いでそのまま1.28台で終了。さらに下のターゲットを狙える位置まできてしまった。









しかしながら、ひとつ気になる点がある。下の図はドルインデックスの月足チャート。3つの山の頂点付近を結ぶと、ちょうど今くらいが下降チャネルの上限と見ることができる。しかし、下型のラインの引き方も、チャネルライン、ペナント、下降ウェッジ等いくつかあるので、チャネルラインに跳ね返って下だけでなく、このままブレイクして上へ行く可能性もある。ただ、安易にユーロ危機=ユーロ下落という風に考えていると、痛い目に遭うかもしれないから気をつけていこうと思う。