2012年12月31日

2012年、そしてこの3年を振り返って

今年はトレーダーとしての自分にとって本当に良い一年となりました。最初はネタのつもりで始めたTwitterですが、こんなにも多くのすばらしい方々と巡り会えて始めて良かっと心から思いました。

本格的にトレードしたのは2012年で2年ですが、トレード自体は初めて3年目。この12月でその3年目も終えようとしています。最初の年は、ドル円86円の値ごろ感ロングからの華麗なる塩漬け。そして84円で極上のナンピン。仕上げに82円で至高の損切り。私のトレーダーとしてのスタートは退場へと一直線で向かったすばらしいものでした。その後も懲りずに豪ドル円の値ごろ感ロングからの着物トレーダーとして最初の年を終えました。この年は手法も何もなく、ぼんやり終わったことだけ覚えています。

2年目の2011年、本格的にトレードを始めました。1月から4月にユーロドルロングで資金を3倍にするというそれまで経験したことのないおいしい思いをしました。そして...迎える5月、Sell in May。その時はアノマリーなど知らなかった私は見事、散る in May。3倍にした資金を5分の1に、つまりは1月時点の約半分にしてしまいました。そのせいか6、7月の記憶はあまりありません。その後の半年間は、10月を除いて「運良くプラス」で終えることができました。この年から本格的にテクニカル分析やどの時間足を用いるか、スキャルピングやスイングなどのトレードスタイルを意識するようになりました。

3年目の今年2012年。1月から4月はそれまで「運良くプラス」だったのが表面化し、大負けはしないのですが、全くと言っていいほど大きく勝てなくなってしまいました。そして、迎える2回目の5月。今度はアノマリーも知り、テクニカル分析もファンダメンタル分析も準備O.K. でしたが、結果は微妙。そして、夏から秋へと苦悩は続きます。ここで、少し変化が訪れました。Twitterで投資投機関連の方々のフォローをどんどん増やしていったのも確かこの時期でした。相互フォローの中に、3人のスーパートレーダーの方と2人のスーパーポジティブ思考の人...とそして、ネガティブクイーンと私のフォロワーでありブログ読者の方の2人の方が現れました。

スーパートレーダーのうちの1人は、会社を持っていて成功したお金持ちを絵に描いたような方でした。「こんな人が本当にいるんだ」それまで本で読んだりネットの記事で読んだりでしかなかった人物像がそこにありました。そんなすごい方が私と絡んでくれて、とても心強く思っていました。そして、その方のツイートからにじみ出る人、そしてトレーダーとしての厚みを肌で感じたことが私のモチベーションを大きく変化させました。

2人目の方は、私よりも若くして飛び抜けたイケメンスーパートレーダー。大震災時の相場で大成功し、今も私の遥か前を突っ走っています。時には本を紹介して下ったり、そして、時にはポジションを自慢してくださったりもしてくれますw特にポジションのツイートは、この相場でどのくらい取っている、というのがわかり参考になるとともに刺激を受け、自分が目指すべきトレーダーの具体像を与えてくれます。

3人目の方は、私に本を紹介してくださったり、心が折れそうな時にいつも励ましの言葉をくださる画像職人兼スーパートレーダーです。現在のローソク足を軸とするトレードスタイルが確立できたのもこの方が「定本酒田罫線法」を紹介して下さったお陰です。この方は特にメンタルを大切にしていて、その言葉から私のトレード哲学の構築に大きく影響を受けました。

ポジティブ思考のうちの一人の方は私よりもトレードをするには厳しい環境にいるにもかかわらず、いつも前向きに取り組んで
います。その方はブログ記事にもさせていただきました。苦しいときやマイナスな気持ちの時でもその方の言葉で救われた時が何度もありました。

ポジティブ思考のもう一人の方は私が勝てるようになった言葉をくださったかたです。「チャートの声を聞く」そのいつも謙虚なトレード姿勢からはたくさんのものを学びました。そしていつも激励の言葉もくださいました。

ネガティブクイーンの方は正直に申し上げますと、トレードや言葉からはあまり学ぶところはなかったのですが、私のTL上では絶対的な反面教師として君臨しておられ、私が無理しようとしている時にはいつも無理してトレードしていたりして「あ、私はやめとこ」と思って救われることが何度もありました。最近の彼女からは改善の兆しが見られて、私もオチオチ反面教師として崇めていられない立場になるかもしれません。

最後に、私のブログ読者でフォロワーの方ですが、私がぐだくだなブログ記事を書いたり、よくわからないまとまらないツイートをしていても、それを熱心にリツイートやふぁぼをしてくださいました。まだまだトレーダーとしてはヒヨッコな私の記事を読んでくださって、ちゃんとしようと思い、ツイートもブログ記事も質を上げようと心がけるようになりました。その中で今のローソク足トレードの完成に至りました。この方が背中を押してくださらなかったら未だに酒田罫線法の検証すらやっていなかったでしょう。

この方々のおかげで、前月比で11月は約+100%、12月は約+20%、そして現在は+300%くらいの含み益ポジションを保有しております。以前までの勝ちと明らかに違い自分の想い描くトレードに近いものができているように思います。今後も、同じトレードをできるように心掛けたいと思います。

この方々をはじめとして、Twitterで私に絡んでくださる方々にこの場で改めて感謝いたします。ありがとうございました。本当に今年はお世話になりました。

そして、来年もよろしくお願いします。皆様のご好意をトレードに活かせるよう、来年も日々精進して行きたいと思います。それでは、よいお年を!

2012年12月29日

2012/12/24時点のIMMポジション

2012年12月24日

2012/12/18時点のIMMポジション

2012年12月21日

恋してテクニカル

Twitterで先日更新した私のブログ記事「ローソク足と酒田新値」に関してこんなことをつぶやいてました。
会話相手は名前を伏せさせていただきました。会話の利用許可をくださってありがとうございます。偉そうなこと言っていますが、私も人のことを言える立場にないので、他のテクニカル分析も分析してみることにしました。

ちなみに、私は今まで以下のようにテクニカル分析を用いてきました。
 一目均衡表の雲は本も読まずに、なんか面白そうだから、という考察も何もない本当にくだらない理由で選びました。それから順張りを考えるようなり、見た目のわかりやすさから平均足を選びました。このときは結構勝っていたのを覚えています(今思えばただのまぐれだったのですがw)。その後、本当の終値が見たくなりEMAを選択し、ついには陳先生の書籍を読んでGMMAにたどり着きました。今は基本的にGMMAを用いたトレンドフォローなのですが、最近利食いがうまくできずに悩んでいて、局面を読んで柔軟にクローズできるようにローソク足酒田新値を取り入れました。酒田新値を取り入れた副産物として、GMMAシグナルでのエントリー時に短期でやられにくくなったり、よりいい位置をとれるようにもなりました。

そして、現在使っているテクニカル分析に関しては下記の記事にまとめてきました。



ということで今回は、数あるテクニカル分析の中から有名どころのボリンジャーバンド、RSI、MACD、ピボットの4つを取り上げて、考察したいと思います。


初めに、一般的にテクニカル分析にはトレンドフォロー系とオシレーター系に分けられる、と記述してあるものが多いと思います。この分け方から前者は順張り、後者は逆張りとまで記述してしまっているものもあります。これを鵜呑みにしてしまうと、手法探しにハマってしまい、グルグルに突入して本当に大切なものを見失ってしまうかもしれません。それぞれのテクニカル分析の本質を見極め、それが何を測るものなのか、その分析における最適なトレードは何か、を自分でよく知る必要があると思います。


最初はボリンジャーバンドです。ボリンジャーバンドはジョン・ボリンジャー氏が1980年代前半に考案したそうで、単純移動平均線(SMA)を中心において、上下に標準偏差分だけ離して線をおくテクニカル分析です。標準偏差の1倍(1σ)、2倍(2σ)、3倍(3σ)を使う場合があり、1σ内で動く確率は68%、2σ内で95%、3σ内で動く確率はなんと99%にもなるそうです。標準偏差を用いているので、標準偏差から離れたところを平均回帰を狙って逆張りをするイメージですが、それが有効なのは母集団の確率モデルが正規分布である場合だけです。実際の相場の値動きは正規分布から大きく離れた分布であり、その局面によってはよく効くこともあるかもしれませんが、ボリンジャーバンドの式そのものは理論的には相場の値動きの確率モデルをついたものではない、といえます。

なので、平均回帰を狙って逆張りをするのではなく、ボリンジャー氏本人を含め、Wikipediaのテクニカル指標のボリンジャーバンドの項などに記述してあるとおり、基本的にはボラティリティを測る尺度として用います。そして、ボリンジャーバンドを用いた順張りテクニックのボラティリティブレイクアウトの名のとおり、本質はブレイクアウトを狙うためのテクニカル分析といえます。私にとっては、GMMAでもブレイクアウトを狙えるので置き換えるものでもない、という印象をもちました。また、SMAを用いている点があまり好きではありません。


次にRSIの考察です。RSIはJ. W. ワイルダー氏が考案したテクニカル分析で、値上がり幅の平均が酒田新値の高値更新、値下がり幅の平均が安値更新の考え方に近いという印象を受けました。割り算はどちらが多いかの割合求めてるだけです。このことから、酒田新値と同じく、本質は売り買いどちらの勢力が強いかが測れることだと思います。陳先生は、GMMAとRSIを組み合わせて使っているようで、確かにGMMAとは別のものを測るので、今までは陳先生がなぜ使っているのか謎でしたが、今回の考察で合理的な組み合わせだと思いました。私としては、値上がり幅、値下がり幅の平均をとってしまうのがどうも好きではありません。


私が一番最初に読んだFX本の人はMACDを用いていました。GMMAの短期組長期組の考えと似たような効果が得られると思いました。長期EMAを基準にして、短期で売り買いどちらの勢力強いか、と考えるとわかりやすいと思いました。さらにMACDシグナルではそれを平均するので、もっと長期的に勢力が強いかがわかります。MACDはRSIやピボットと同じオシレーター系のテクニカル分析として分類されますが、それらの売り買いの勢力を測るのと違って、本質は短期筋と長期筋の勢力と方向を測るテクニカル分析と言えます。私としては計算式自体が複雑すぎてわかりずらいので使うことはないと思いました。


そして最後にピボットの考察です。ピボットはRSIと同じくJ. W. ワイルダー氏が考案したテクニカル分析です。ピボット値ですが、高値、安値、終値の平均をとると下記の図のように、その足の値動きの中心点から少し終値の方にずれた位置にきます。ピボットが終値の方向に偏れば、D1、D2どちらかが大きくなってそのラインに到達する確率が下がります。下記の図では、陽線になってピボットが上の方に偏っているので、下の方にあるサポートラインまでの距離がレジスタンスラインまでの距離に比べて大きくなっているのがわかると思います。



RSIと作者が同じだけあって、本質もRSIと同じく売り買いどちらの勢力が強いかが測れることだと思いました。面白いテクニカル分析だとは思いましたが、酒田新値で高値安値を全く無視するスタイルを身につけてしまったので、恋をするには至りませんでした。


この他にも、ダウ理論、ライン、エリオット波動理論、フィボナッチ、一目均衡表と様々なテクニカル分析があります。それぞれのテクニカル分析と手法に長所と短所があるわけで、必勝法は存在しません。一番大切なのは、そのテクニカル分析と手法を通して自分自身を磨くこと、なんじゃないでしょうか。これだけは誰にも負けない!っていう好きなものがあれば何でもいいんだと思います。最後に、この言葉を引用しておきます。

「いかに見栄えしない草でも春とともに花になるように、人は恋することによってそれ自身を花咲かせる。」 野上弥生子


と、ここまで書いて、推敲している段階で「あ、自分は酒田罫線法がほんとに好きなんだな」と思いました。GMMAは勝てる手法なのですが、陳先生の書籍で陳先生流のシグナルを参考にしただけなので、なぜそのシグナルでエントリーすると勝てるのかはよくわかっていないんだな、と気付きました。英語の資料を探して考察すればいいのですが、今、自分の情熱は酒田罫線法にあります。そして、売買法の部分を読み進めていると、これはもしかしたら酒田罫線法のみでもやれるのではないのだろうか、と思うようになりました。勝っている手法から離れるのはなかなか勇気がいるのですがさらに上に行くために挑戦してみようと思います。

2012年12月20日

ローソク足と酒田新値

ちょっと前にTwitterでこんなことをつぶやいていました。

この時のMACDの認識はちょっと違っていたのですが、今はそれは置いておいてこれを機にローソク足を勉強していました。勉強したのはフォロワーのスーパートレーダーの方からご紹介いただいた下記の本。私自身、米どころ出身で酒田も近いことから、ビビッときて即買い。



この本によると、ローソク足を用いた酒田罫線法は、
  1. 時間の経過を重視
  2. 特に寄付きと大引け。しかし場合によってはヒゲが重視される。
  3. すなわち、視覚的な感覚に頼る。
  4. しかし、あまりに細かい動きは無視し、あくまでも、寄付き、高値、安値、大引け、の四つの値、または、これらのうちから、グラフにあらわれた値を重視する。
  5. 強い線、弱い線、というよりも、過去形にして、強かった線、弱かった線、として考える。
  6. すなわち、罫線をあくまでも未来を的確に指示するものとしてでなく、過去を概念的に、それも現在に一番近い時点において把握する方式が酒田罫線法である。
とあります。また、酒田罫線法の特色を以下のようにあげていました。
  1. 日足であること
  2. 陰陽の箱足の描き方をすること
  3. 線の組み合わせで相場の強弱を判断すること
  4. 陽線新値・陰線新値などいわゆる酒田新値の数え方を伴っていること
  5. 酒田新値による売買法(建て玉法)を用いること
  6. 一般に言う<大勢の見方>が欠けていること
  7. 値の予測がまったくないこと
なんとダウ理論と全く逆の考え方。この文章を読んだときはかなり衝撃を受けました。トレンドはフレンド、トレードにおいては大きな流れに着目するべきだと思ってたのですが、全く逆の考えもあるものなんだと思いました。そして、やはりローソク足に着目して良かったと思いました。この本をご紹介してくださったこーじさん、本当にありがとうございました。ここでも改めて感謝します。

特色の4、5に、酒田新値という言葉がでてきました。ローソク足を用いたトレードでは酒田五法が有名で、ローソク足の形からパターンマッチングをすることを紹介しているブログなどが多いですが、酒田罫線法においてはそれは単なるおまけで、ローソク足の本質は酒田新値にあります。

それでは、酒田新値とは何なのか、下記の2012年12月20日現在のEUR/USD5分足チャートを用いて具体的に数えてみたいと思います。


左側の点線までさかのぼって考えます。私の場合、5分足の場合は4時間分さかのぼるようにしています。1付近の陰線がこの点線まででの最安値でここを基準に新高値を数えていきます。新高値というのは、基準点から高値を更新する陽線のローソク足のことです。値はローソク足の終値を用います。始値、高値、安値は用いません。また、始値と終値が等しい十字線も用いません。また、どこから数えるか、という基準点の設定も人それぞれだと思います。書籍には具体的な基準点の設定方法は記載していませんでした。

図において、4までは順調に新高値が増えていきますが、4と5の間の2本の陽線は高値を更新していないので新高値には含まれません。そして、図では現在新高値の数は9まで増加しているのがわかります。その後、逆行する陰線が3本出ているのがわかります。1付近の陰線がこのチャートの最安値ですので、私の場合、ここを超えない限りは新高値の数をクリアしないようにしています。

例えば、この後、新高値の更新が止まり、逆行する陰線の数がだんだんと増えていくと、新高値9個に対して陰線の数が追いついていき、レンジ突入になった、と判断することができます。そして、ついに最安値をわった場合、新高値の数をクリアして、上げ相場から下げ相場へ転換した、と判断することができます。


書籍「定本酒田罫線法」での酒田新値の検証では、小豆相場の日足で統計を取っていたのですが、FXでも通用するのか気になったので自分で調べてみることにしました。といっても、人力で数える気にはなれないのでプログラムに数えさせようと思いました。

上げ相場か下げ相場かを決める新高値、新安値と上げ相場下げ相場中で逆行したときの数を調べるために逆行中の新高値、新安値を数えました。為替相場で究極資産運用 酒田新値の数え方などで紹介されている数え方は、前者の数え方です。いずれも新高値自体の数え方自体は同じで、数を0に戻すタイミングが違うだけです。また、今回の検証は、主方向を決める新高値新安値は、一定期間内の最高値、最安値を更新したときに値を0に戻すようにしています。

酒田新値を検証したプログラムの仕様を下記に示します。プログラムを日本語におこしただけなので少しわかりずらいです。これは読み飛ばしてもらって構いません。
  1. MT4でエクスポートしたCSVファイルから1行読み込む
  2. 始値 - 終値で陰陽を調べる。この時、値が0なら「どちらでもない」とする。
  3. 過去のデータから最高値と最安値を調べる。調べる本数は1分足で60本、5分足で48本、15分足で96本、30分足で48本、1時間足で24本、4時間足で30本、日足で30本とする。
  4. 現在までの新高値の数と新安値の数を比較して、上げ相場か下げ相場を決める。
  5. 陽線のとき、
    1. 現在の足の終値が今までの逆行新高値より高い場合、その終値を逆行新高値とする。また、逆行新高値の数を1つ増やす。
    2.  現在の足の終値が今までの新高値より高い場合で、上げ相場の場合、現在まで数えた逆行新安値の数を統計に反映して逆行新安値の数を0に戻す。
    3. 現在の足の終値が今までの新高値より高い場合、その終値を新高値とする。また、新高値の数を1つ増やす。
    4. 現在の足の終値が最高値より高い場合、逆行新安値を新しい新安値とする。また、新安値の数を0に戻す。
  6. 陰線のとき、
    1. 現在の足の終値が今までの逆行新安値より安い場合、その終値を逆行新安値とする。また、逆行新安値の数を1つ増やす。
    2. 現在の足の終値が今までの新安値より安い場合で、下げ相場の場合、現在まで数えた逆行新高値の数を統計に反映して逆行新高値の数を0に戻す。
    3. 現在の足の終値が今までの新安値より安い場合、その終値を新安値とする。また、新安値の数を1つ増やす。
    4. 現在の足の終値が最安値より安い場合、逆行新高値を新しい新高値とする。また、新高値の数を0に戻す。
  7. CSVファイルの終わりじゃない場合、1に戻る。

下記に数えるイメージも載せておきます。上記の仕様そのままではないのですが、なんとなくイメージはつかんでもらえるかと思います。下記の図では、新安値更新の数が新高値更新の数を上回っていて、下げ相場にある状態です。


上記の仕様のプログラムで上げ相場、下げ相場を定義し、その中で逆行する新安値、新高値を数え、表にしたものを下記に示します。通貨ペアはユーロドル、期間は5分足を用いました。本と同じく、3本連続逆行するものまででなんと9割を占めることがわかりました。逆行後に出てくる陽線のpipsの平均こそ変わりましたが、ユーロドルの15分足、ドル円の5分足、15分足でも同じ結果が得られました。これは、ギャンブラーの誤謬をローソク足に織り込んでいることの表れなんじゃないか、と思いました。



この統計的優位性はきっと何かに使えるはず...と思って色々EAを作っていたのですが、結局うまくいきませんでした。統計と違って実際はどうトレードするか、を考えなくてはいけなくて、そうそう簡単には勝てない仕組みになっているのだな、と痛感しました。相場の神様は本当にいるのでは、とも思いました。

しかしながら、EAこそできませんでしたが、ローソク足の本質、酒田新値で新値更新を数えることでより優位な位置でエントリー、クローズができるようになりました。また、その名のローソクのとおり、その局面での足場を照らしてくれて、自分を見失うことがなくなったように思います。


最後に、もういちどローソク足と酒田新値の本質を一言。

「ローソク足と酒田新値は、その局面の売り買いの勢力を測るものである。」

せっかく表示しているのだから、ローソク足と酒田新値、是非お勧めします。酒田新値を数えるインジも合わせて公開しようと思っていましたが、動作の正確性が微妙なのと、カウント値のヒストグラム化、サポート体制を整えようと思い、今回は見合わせました。こちらの方はいつになるかわからないので期待しないでくださいw

2012年12月18日

Twitterにて - ヒロキさん編

今日も私は平常運転ツイート。
そしたら、私のTLにポジティブなツイートを流してくださるイクメン兼業トレーダーのFXブログのヒロキさんが...
今日もありがたいお言葉。いつも心が洗われます。そして、朝から「おちんこ」なんてつぶやいてることを反省...
そしたら、なんとヒロキさんからさらにありがたいお言葉が!
なんていい人!「楽しげ」そうなんですよね、これは私が、自分のコンテンツ(ツイート)をこうしようと、思っていたことでした。最近、このことをすっかり忘れて負の感情を垂れ流しすぎてしまっていました。
プラス思考、プラス思考。そして...

あれ.....?

2012年12月17日

2012/12/11時点のIMMポジション

衆院選選挙結果出ましたねー。結果は自民党が320を超える議席を獲得して政権交代。その結果を受け、ドル円は先週末の83.50から84.30へ飛んで約80pipsの窓開けスタート。IMMポジションの方は相変わらず実需円買いが強いですが、投機筋は順調に円買いポジションを減らしています。今週の選挙を受け、今週来週の実需筋がどう動くかが注目ですね。ま、すべてはチャートが一番早く織り込むので、IMMポジションは方向確認くらいに使う程度にした方がいいと思いますが。

2012年12月13日

相場的今年の漢字


ということで相場的今年の漢字を決めるために、月足の今年分のチャートを見てみました。結局、今年の始値付近で終わろうとしています。1年を思い出して振り返ってみると5月、7月の下落が強烈でベアだった印象なのですが、こうやってチャートを見てみると案外一方的な展開ではなかったみたいですね。



そして....

2012年12月10日

2012/12/4時点のIMMポジション

2012年12月3日

2012/11/27時点のIMMポジション

2012年11月30日

キャシャロットシグナルの考察、その後

先日、キャシャロットシグナルの考察の記事で、今のEUR/USD相場を考察しました(ちなみに4時間足と表記していましたが正確には時間足でした。すいません。。)。この記事では、キャシャロットシグナルは失敗に終わって反転する確率が高いと書きました。下記がその後のEUR/USDチャート。ものすごい勢いで下げたのですが、1.2900付近で下げ止まり反転して上昇しました。私は反転を確認してトビウオが出そうなタイミングの1.29197でL。トビウオシグナルそのものの1.29530でピラミッディング1、勢いにのってコバンザメシグナルの1.29866でピラミッディング2。


そして、クソポジS、材料の状況から1.3000ブレイクして強い上昇トレンド発生の確率が高いと思っていました。下記に、さらにその後のEUR/USD時間足チャートを示します。見事に1.3010↑に上昇したのですが、その後、押しが強くて全ポジS/L。。。


1.29866のはストップを同値にしていなかったので損切り。他の2つは1.2960にストップをおいていました。週足のライン、やはり強いですね。


そして、2012年11月30日現在、再び上昇しています。自分のポジションを狩ってから上昇する...あるあるwwwあるあるwwww

2012年11月29日

EMAのパラメータは計算する区間の日数じゃない!!!!その本当の意味とは!?

今日、Twitterでこんなことをつぶやいていました。

ここで「ほんとに意味ないのかな?」と思いよく考えてみることに。とりあえずググる。


単純移動平均線は、全てのデータを平等に扱い、平均値を計算します。すなわち、100日単純移動平均線は、100日前の数字も昨日の数字も平等に扱い、合計したものを100で割って計算します。
しかしながら、現在以降の相場変動を予想する上では、100日前の数字と前日の数字を平等に扱うのではなく、直近の値動きを「重視」し、過去の値動きを若干「軽視」した方が、より精度の高い予想ができます。これが指数平滑移動平均線の考え方です。


EMA(指数平滑移動平均線)は、使い方や売買の判断方法は単純移動平均線と同じですが、直近の価格に比重をかけて算出する為、SMA(単純移動平均線)に比べ直近の動きに敏感に反応します。
EMA(指数平滑移動平均線)は、以下の計算式で算出されています。
  一日目の計算方法は、単純移動平均と同じで、対象期間における終値の平均
  二日目以降を「前日の指数平滑平均+k×(当日終値-前日の指数平滑平均)」
  k=2÷(n+1)、 n=期間


そして、MT4の自分のGMMAのプログラムとその引用元であるMoving Averages.mq4のコードを眺めていると...
void ema()
  {
   double pr=2.0/(MA_Period+1);
   int    pos=Bars-2;
   if(ExtCountedBars>2) pos=Bars-ExtCountedBars-1;
//---- main calculation loop
   while(pos>=0)
     {
      if(pos==Bars-2) ExtMapBuffer[pos+1]=Close[pos+1];
      ExtMapBuffer[pos]=Close[pos]*pr+ExtMapBuffer[pos+1]*(1-pr);
     pos--;
     }
  }
と思いつきました。いや、前からなんとなくは思っていたのですが、上にツイートしたことを感覚的にとらえてるだけで特に深く考えずに使っていたんですよね。IIRフィルタというのは翻訳すると無限インパルス応答フィルタです。信号処理という学問分野の理論で、まぁ詳しい説明はWikipediaのIIRフィルタの解説に譲るとして、簡単に解説すると、


IIRフィルタは無限の過去の値から結果を計算するシステム


です。つまり、例えば200本のローソク足を表示するチャートの場合、どんなnを選んでも、200本前のEMAの値(とその計算に使った値段)も現在のEMAの値に含まれていることになるんです。さっきググって出てきたEMAの解説はほとんど~日間のEMAと記述してあり、IIRフィルタの本質と違うんですよね。ここまできたらEMAを計算するIIRフィルタを作ってインパルス応答を見てみようと思いました。EMAの計算式からIIRフィルタのシステムにすると、下記の図のようになります。説明は意味不明になるので省略。とりあえず、EMAのIIRフィルタは下記のようになるんだな、ということがわかってもらえればいいです。



普段使っているGMMAからパラメータを選択し、n=3, 5, 15, 30, 60を、そして長い期間のEMAは本当に意味がないのかどうか調べるためにn=100のインパルス応答を調べてみました。下記にそれら5つのインパルス応答をグラフにしたものを示します。

見方は、一番左が現在の値段、右にいくにつれ過去の値段になっていきます。棒の高さでその値段をどれだけ織り込むか、を表していると思ってください。


n=3のとき。もうすでに3じゃないです!グラフでは過去の15本くらい織り込んでいるのが見えていますが、理論上は無限大の過去の値を使います。計算精度の問題なのか、それともグラフの描画の問題なのか、15以上の部分はグラフには見えていません。


n=5のとき。だんだん延びていきます。



n=15のとき。


n=30のとき。ここまでくると、過去50本目でも結構使っていることがわかります。



n=60のとき。100本前の値も結構強いです!


そして最後にn=100のとき。こうして考えてみると100本前のも結構強く織り込むんですね。これは新たな発見でした。



ここまで書いて調子に乗ってこんなことをツイートしました。


で、この記事を書いたときには、「【投機投資クラスタ拡散希望】って付けてツイートして拡散してもらおうw」なんてたくらんだり。Wikipediaにテクニカル分析で指数移動平均線のことが書いてあったことをうっすら思い出し、もう一度、確認のために読みに行ったら...

おぉ...同じこと書いてありますね...調子に乗ってすいませんでしたorz


...というわけで、上記ツイートのWikipediaのページから、EMAの本質を引用すると、

N 日間の EMA といった場合の N は単に係数αを示すに過ぎず、実際の計算は N 日間のデータだけでは済まない。ただし、直近の N 日間のデータが EMA において 86 %の重みをもつ。

ということらしいです。EMAを利用する場合、上記のことだけ頭の片隅に置いておけばよいかと思います。以上。


拡散希望(ボソッ...

チューリッヒの公理

今月(2012年12月)のトレード、1週目にしてもうすでに先月の利益と同じくらいミルクこぼしまくってます。利食いの理論、哲学があいまいで、そこがここにきて露呈してしまったようです。

例えば、GMMAでブレイクシグナルでエントリー、鯖食いシグナルでピラミッディングしてもそれがダマシで結果的に高値付近で掴んでしまっていて、ストップにかかってしまったり。というわけで、柔軟に相場の変化に対応して利食いできるように、残ったミルクをペロペロしながら酒田罫線法を勉強中です。

今回の記事は自戒をこめて、私に強く影響を与えた書籍「マネーの公理」とこれに載っている12の公理の復習です。チャートやテクニカル分析すら否定的にとらえているこの書籍ですが、今にして思えば「もっとも大切なのは自分の心だ」ということを言っていたのかもしれません。






書籍の目次から、12の公理と16の副公理を引用しておきます。



1. 心配は病気ではなく健康の証である。もし心配なことがないなら、十分なリスクをとっていないということだ。

a. いつも意味のある勝負に出ること。
b. 分散投資の誘惑に負けないこと。

2. 常に早すぎるほど早く利食え
c. あらかじめどれだけの利益が欲しいのか決めておけ。そして、それを手に入れたら投機から手を引くのだ。

3. 船が沈み始めたら祈るな。飛び込め
d. 小さな損は人生の現実として甘んじて受けよ。大きな利益を待つ間には、何度かそういう経験をすると考えろ。

4. 人間の行動は予測できない。誰であれ、未来がわかると言う人を、たとえわずかでも信じてはいけない。

5. カオスは、それが理路整然として見え始めない限り危険ではない。
e. 歴史の罠に気をつけろ。
f. チャーチストの幻想に気をつけろ。
g. 相関と因果関係の妄想に気をつけろ。
h. ギャンブラーの誤謬に気をつけろ。

6. 根を下ろしてはいけない。それは動きを遅らせる。
i. 忠誠心やノスタルジーといった感情のせいで下落相場に捕まってはいけない
j. より魅力的なものが見えたら直ちに投資を中断しなければならない。

7. 直感はできるのであれば信頼できる。
k. 直感と希望を混同するな。

8. 宇宙に関する神の計画には、あなたを金持ちにすることは含まれていないようだ。
l. 占星術が当たるのであれば、すべての占星術師が金持ちであろう。
m. 迷信を追い払う必要はない。適当な所に置くことができれば楽しめる。

9. 楽観は最高を期待することを意味し、自信は最悪に対処する術を知っていることを意味する。楽観のみで行動してはならない。

10. 大多数の意見は無視しろ。それはおそらく間違っている。
n. 投機の影を追うな。往々にして、何かを買う最高のときは、だれもそれを望まないときである

11. もし最初にうまくいかなければ、忘れろ。
o. 難平買いで悪い投資を何とかしようとするな。

12. 長期計画は、将来を管理できるという危険な確信を引き起こす。決して重きを置かないことが重要だ。
p. 長期投資を避けよ

2012年11月28日

キャシャロットシグナルの考察

チャートを見ていたらふと思いついたのでメモ。現在、EUR/USDの4時間足時間足チャートで下記のように短期組が長期組を超えてキャシャロットシグナルを出した後、レンジではあるのですがなだらかに下落しています。


でもなんかキャシャロットシグナルのイメージと違うんだよなーと思って、EUR/USDの直近でキャシャロット後にトレンドができたポイントを探したら下記のようになっていました。期間は2012年11月上旬です。


載せているのはキャシャロットですが、逆のトビウオでも似たような感じなんですよね。シグナルが出る直前に反対方向に食って長期組を収束させた後にそこを突いて抜いていくイメージです。キャシャロットが失敗したパターンをこれまたEUR/USDの4時間足時間足から2つ。いずれも今月でそれぞれ2週目、3週目です。思いついたのも、この2つの局面のイメージが強く残っていたからだと思います。



そして、日足レベルでは上昇トレンド継続中。今の形はV字反転でトビウオになるか、それともこのままダラダラレンジになる確率が高いかもしれないなーと思うのでした。週足ライン付近で 本日2012年11月28日は満月でもあるので、このまま反転下落ということも視野に入れて方向が決まるまでEUR/USDには手を出さないようにしたいと思います。

2012/11/20時点のIMMポジション

2012年11月27日

GMMAのシグナル

今回はGMMA(Guppy Multiple Moving Average)のシグナルをまとめたいと思います。


参考書はこの記事でもあげた陳先生著の「FX最強チャート GMMAの真実」。GMMAはどういうものかというと、自分の記事を引用。

GMMAはEMAを12本も使い短期組と長期組に分けることで、いろんな人の思惑を読みやすい構造になっていると思います
要するにEMAをたくさん使うってだけです。期間のパラメータはGuppyさんがめっちゃ検証したらしいのでいじらないでいいと思います。書籍では主なシグナルは下記の6つをあげています。この記事を書いている2012年11月27日現在のGBP/USDがちょうど見本になりそうなチャートだったのでエントリーポイントを合わせて載せておきます。


1.コバンザメ
短期組と長期組のクロスや打診後、両者が乖離して組み内の間隔が拡散したところで買う。


2.鯖食い
短期組が長期組に接近打診後、元の方向に戻ったところを戻り売り・押し目買いする。
(2012年11月28日追記)ちなみに、この後、GBP/USDは結局反転して形が崩れてしまいました。こういったとき、同値ストップを入れておくなどの対策をしていれば損失することもないと思います。

3.トビウオ1
短期組の収束や序列逆転が前兆となり、長期組と接近、打診、クロスを確認してエントリー。ベアからブルトレンドへV字転換するとき。


4.トビウオ2
保ち合いからブルトレンドへ発展するとき。こちらも1と同じく短期組の序列が逆転して短期組と長期組のクロス完成でエントリー。

5.キャシャロット1
短期組が距離を保って上から真っ逆さまに長期組へ突っ込み、クロスして下落トレンドを展開して行く。タイミングは3と一緒。

6.キャシャロット2
短期組と長期組の乖離が比較的小さく、高値圏での保ち合いが比較的長く、横ばいの状態から短期組が長期組を下に抜けベアトレンドが加速していく。タイミングは4と一緒。


書籍では上記6つのシグナルですが、本質的には、ブレイク直後のコバンザメ、押し目/戻りを狙う鯖食い、ブレイク時の3-6、の3つのタイミングで順張りで入ることをあげています。難易度も1、2、3-6となっているように思います。ただ、慣れないうちの1、3-6はいってこいのダマシにひっかかったりするので一番勝率が高いのはやはり押し目/戻りを狙う2のように感じます。ブレイク後は下心でスケベL、スケベSを入れたくなるのですが、度胸がついて慣れてくると1のポイントも取れるようになるかと思います。

私の場合は、5分足、15分足、時間足、4時間足で上記のシグナルとローソク足の形でポイントを見つけます。基本的には時間足、4時間足の上記ポイントで入るのですが、それだとタイミングが遅すぎるので少しでもいいところで取るために5分、15分も組み合わせてます。また、日足、週足、月足でラインを引いてクソポジなどの状況から、利食いする、警戒して手を出さない、ブレイクを狙うエントリーする、などの戦略を決めています。最終的に決断する根拠は「感」と「観」なんですけど。。。


番外編
ちなみに、GMMAは基本的にトレンドにのる順張り指標なので、レンジの時に手を出すと痛い目に('A`)下記は2012年11月27日現在のAUD/USDの4時間足チャート。丸のポイントで手を出してると3回くらいやられるわけです。トレールや同値ストップなどを組み合わせる、熱くなって何回もエントリーしない、などの工夫も必要です。結局メンタルが一番重要...w



2012年11月26日

IMMポジションツイート始めます

現在、TwitterでOANDAのオープンポジションをツイートしています。仕様は下記。
  • 動作時間は月曜の朝7時くらいから土曜の朝7時くらいまでの1時間おき
  • OANDAのWebサイトから画像を読み込み、画素を良ポジ、クソL、クソSに分けて数えてツイート
  • 特別な数値を読んでるわけじゃなくて見た目の画素を数えているだけだからおおよその値。
  • 通貨ペアはEUR/USDのみ。
ツイートはこんな感じ。


で、OANDAの顧客の情報だけ(?)だとそもそも正確じゃないしものたりないので、やはりIMMポジションもツイートしたいなぁと以前から思っていて、ようやく重い腰を上げてbotに組み込むプログラムを作りました。仕様は下記。

  • CFTCのWebサイトからChicago Mercantile ExchangeのShort Reportを読み込む。
  • NON-COMMERCIAL(投機筋)、COMMERCIAL(実需筋)、TOTAL(全)のLとSポジションの数値を抜き出してツイート
  • NON-COMMERCIALは前週比も抜き出す
  • 通貨はJPY、EUR、AUD、GBPの4つ

ツイートの見本はこんな感じ。

ただ現在、ツイートする時間を発表されたすぐ後にするか、月曜の朝にするか迷っていて、どっちがいいとかご要望があったらお知らせいただけるとありがたいです。また、LとSの差し引きについてはどっちが多いかわかれば必要ないと思っているのと、ツイートの文字数の制限で省略することにしました。具体的な数値を知りたい方はZAIなどを参考にしてください。botは独立しろ!などの苦情も受け付けていますw

2012年11月22日

藤沢数希氏 (@kazu_fujisawa) の「外資系金融の終わり」の感想

藤沢数希氏 (@kazu_fujisawa)著の「外資系金融の終わり」を読み終わりました。この人は言わずと知れたブログ金融日記を書いている人です。理論物理学からクオンツ、トレーダーに転身されたというキャラで、煽る記事が多くて面白いので元切り込み隊長のやまもといちろう氏にもヲチられているようです。著作に「なぜ投資のプロはサルに負けるのか?」という本もあり、そのうちこの人の本読んでみたいなーと思ってたところ、Twitter上で新著の「外資系金融の終わり」の評判が流れきて、何やら欧州債務危機などにも触れているということで気になって読んでみることにしました。

 

すいません、あなどってましたw 理論物理学出身で博士号を持っているという肩書きはほんとかなーなどと思っていたのですが、本書を読んで「あ、本当だったんだ」と思い直しました。というのは、思った以上にデータが多いということ。物理学出身ということでデータを提示して論理的に説明していくのでとても分かりやすいです。そしてブログでおなじみの煽りがまた面白いです。内容は、自己体験談を元にした金融業界の構造と問題をデータや煽りを織り交ぜてテンポよく解説していきます。

私みたいなへなちょこ兼業トレーダーは実弾でやりあってるオトナの方々に比べたらBB弾を撃っているようなものなんですが、そのオトナ達のことが詳しく書いてあり、セルサイドバイサイドなどの業界の話は大変参考になりました。また、リーマンショックから、私も身をもって体験した欧州債務危機までオトナたちの事情を織り交ぜながら、金融危機が起きた構造をわかりやすくまとめているので、このあたりの相場を振り返るのに最適なうちの一冊。本書を読んで、ぼんやりとしかわからなかったオトナ達の世界が少し見れたのは良かったと思いました。Amazonの書評は煽りが気に食わない人もいるみたいで結構辛口なコメントが多いのですが、私は面白くて一気に読むことができました。

「外資系金融の終わり」を書いているだけあって、外資系金融をやめ藤沢数希氏ご自身でヘッジファンドを立ち上げる準備をしているそうです。なんと奇遇な!私もちょうど転職を考えていたところです。オファーをいただければ、朝から晩まで奴隷のように働きます。なんでも言うことを聞きますからどうかジョブオファーをください、藤沢数希様!

2012年11月19日

麦わらの一味の副船長になるのは誰か

漫画ONE PIECE、連載は十年を超え、現時点で単行本は全68巻、今や国民的漫画の代表です。読み始めたとき少年だった私はおっさんになってしまいましたが、作者の尾田栄一郎先生によると、ストーリー的にはまだ半分だといいます。そんな漫画の主人公ルフィ率いる麦わらの一味の副船長について、ONE PIECEファンなら一度は考えたことがあるのではないでしょうか?


「麦わらの一味にはまだ副船長の役職についているものがいない」

このまま誰も副船長にならずに終わってしまう可能性も十分にありえますが、今回は今後誰かが副船長なることを前提に、なるとしたら誰か、を考察したいと思います。

ONE PIECEを順当に読んでいき、普通に考えれば誰もが名実ともに一味No. 2のゾロが副船長になると思うのではないでしょうか?私もそう思っていました。しかし、HUNTER x HUNTERのキメラアント編の終わり方を読んでから漫画に対する考え方が大きく変わりました。


「漫画なんて作者次第でどうにでもなるんだ」

すごく当たり前の話ですが、作者の存在をすっかり忘れてしまっていました。繰り返しますが、今までのストーリーだと名実ともに一味No. 2のゾロが副船長になると考えるのは普通だと思います。登場したのも2番、一味の中での戦闘の実力も2番、戦闘だけではなく、ルフィとウソップの大喧嘩のときやバーソロミュー・くまのときの身代わりの一件など人間的にもルフィの右腕として活躍してきました。しかし、「漫画なんて作者次第でどうにでもなる」と改めて考えるようになってから、麦わらの一味の副船長にはウソップがなるのではないだろうかと思うようになりました。
  1. ストーリーがルフィに次いで多い。
  2. ウソップだけ自分の具体的な夢がない。
  3. 他のキャラクターと仲が良い(仲が悪いキャラクターがいない)
大きく分けるとこの3つが、私がウソップが副船長になるのではないのかと思う理由です。ストーリーがルフィに次いで多いというのは、そのキャラクターが中心に進む話のことです。主人公のルフィは当然ながらストーリーも多いのですが、その次に多いのはウソップだと思います。空島以降、ウソップの心理が細かく描写されています。もうすでに最新刊まで読んでいる読者の方はわかると思いますが、これはウソップ、そしてゴーイングメリー号が一味を抜ける伏線となっています。そして、その伏線が本線となるウォーターセブン/エニエスロビー編、ウソップは麦わらの一味と新たな仲間であるロビンとフランキーの間を取り持つような形で物語のもう一つの視点となります。この、ONE PIECEの前半で一番大きな話ともいえるエニエスロビー編で、私が特にひっかかる点が3つあります。
  • 政府の旗を打ち抜く。
  • 司法の塔から狙撃でロビンを救う。
  • 瀕死のルフィを立ち上がらせる。
です。ウソップは麦わらの一味の狙撃手として、ONE PIECEのストーリー上重要な役割を果たします。これで、ウソップ(ソゲキング)は、「政府の旗を打ち抜いたヤツ」という悪名を得ることになります。宣戦布告をしたのはルフィですが、実際に政府の旗を燃やしたのはウソップです。エニエスロビー終了時の懸賞金こそ低いですが、しでかしたことの凶悪さはルフィに匹敵すると思います。そして、この物語の中心人物ロビンを最終的に救ったのはウソップでした。

ウソップだけ「勇敢なる海の戦士になる」という抽象的な夢はあるのですが、具体的な夢はありません。アラバスタ編でルフィの夢をミス・メリークリスマスに笑われたときや、仲間を抜けようとするロビンへ向けた「ルフィを信じろ」という言葉、第427話の「ここが地獄じゃあるめェし」など、ウソップの船長ルフィそして将来の海賊王ルフィへの絶対的な信頼が描写されることが何度もありました。そして、2年間の修行へ入る時、「あいつはほっといたら勝手に海賊王になるもんだと思ってた」という発言で、自らも成長しなければならないことを決意します。これらのことから、私は「ルフィの夢がかなうことがウソップの夢なんじゃないのだろうか?」と思うようになりました。

仲間との関係について。ゾロはサンジと仲が悪いのは皆さんもご存じのONE PIECEお決まりのネタですね。しかし、実はよく読むと、確かに、戦闘の実力は仲間から信頼されてはいるのですが、ゾロはどちらかというと一人でいることが多く、他のキャラクターと交わす会話の内容からも他のキャラクターとも決して仲がいいとは言えないと思います。ウソップは、突っ込み役ということもあってか、一味のすべてのキャラクターとからむ描写が多いです。例を上げればきりがないのですが、ルフィとチョッパーとは常に仲良くバカ騒ぎをしているし、スリラーバークの裸や2年後のおっぱいハグなどナミと特に直接エロいからみがあるのはウソップです。魚人島ではサンジに同情して涙を流したり、エロが爆発したときはウソップがフォローしています。

「ルフィの海賊王になるという夢が叶うなら何でもする」という視点ならゾロはウソップに匹敵もしくは上回るくらいの描写があるのですが、麦わらの一味のまとめ役としての実績はウソップの方が上なんじゃないでしょうか?


その他にも、ONE PIECE GREENにウソップのモデルとなったソゲキチというキャラが副船長になっていたなどの理由がありますが...


2012年11月16日

FX死亡かるた


ちょっと前にTwitterで「~死亡かるた」っていうハッシュタグがはやりました。で、FX死亡かるたのハッシュタグを始めた人がいたので自分も便乗してつぶやきまくってたら反響があり。フォロワーさんから完成楽しみにしてますみたいなことを言われ。。。「え!?、これ完成させんの!?」とプレッシャーを受けつつもなんとか完成させました。

さすがに実体験談だけじゃ埋まらないので、FXのこわすぎるコピペなどを参考にしつつ、やってはいけないことややってしまった話を盛り込みました。かるたは基本57577らしいのですが、さすがにきついので575か57、75で。苦しいのとかわかりずらいのとかあるので、もっといいのが思いつたら編集していきます。


【あ】アラートが なりっぱなしで 眠れない
【い】怒りに任せて エントリー
【う】運なのに 実力だぜ! と勘違い
【え】エントリー した瞬間に ロスカット
【お】お母さん ごめんね僕は 死んじゃいます

【か】勝てなくて 手法をころころ 変えちゃうよ
【き】記録せず 同じことを 繰り返す
【く】悔しいぞ 次は絶対 勝ってやる
【け】結婚の 資金を融かして しまったよ
【こ】コツコツドカン でマイナスだ

【さ】最後まで ストップ入れずに 退場だ
【し】勝率で カバーができる わけがない
【す】ストップを 動かし結局 ロスカット
【せ】せっかくの コツコツ貯金が 水の泡
【そ】損失を 取り戻せないよ もう死のう

【た】タラレバで いつまでたっても 成長なし
【ち】ちんちんを しゃぶるよ 神様助けてよ!
【つ】追証で 夏のボーナス 消えちゃった
【て】テクニカル だましにあって 信じない
【と】飛び乗りで つかんだところが 底ショート

【な】ナンピンだ! ちょっと戻れば 助かるぞ!
【に】逃げ遅れ ストップ入れず 資金飛ぶ
【ぬ】ぬか喜び 全モ協会 来ないでよ
【ね】値ごろ感 当たったためしが ないんだよ
【の】ノーポジが 結局最強 投資法

【は】はめ込みだ いつも私の 逆をいく
【ひ】ビビり閉じ その後方向 あっていた
【ふ】含み損 耐えて結局 ロスカット
【へ】下手クソを 認めずいつも 損切りだ 
【ほ】ポジれば負ける ポジポジ病

【ま】待ち切れず 中途半端な ポジを持つ
【み】見たくない 含み損から 目を離す
【む】無理な目標 掲げちゃう
【め】目の前の マイナス無視し 皮算用
【も】戻り買い 全モ協会 こなかった

【や】休まずに 続けて自分を 見失う
【ゆ】湯上りの レートチェックで 湯冷めする
【よ】余計なトレード 損の素

【ら】乱高下 私の口座は 下一方
【り】利食いせず 結局建値で 手じまった
【る】ルール無視 しなきゃ勝って いたのにな
【れ】連敗で 次の利確が 早くなる
【ろ】ロスカット ああロスカット ロスカット

【わ】忘れたい 融かした資金 莫大だ
【を】離婚して 家、金失い 死選ぶ
【ん】バナナウコぱくぱくもぐもぐ

2012年11月12日

2012年アメリカ大統領選の結果

11月9日、米大統領選終わりましたねー。結果は僅差でオバマさんが再選。日本も(安倍さんになることで円安なりそうなので)早く解散総選挙して欲しいモノですが。州別の結果をWikipediaから引用します。




低所得者層はオバマさん支持、富裕層はロムニーさん支持、と分かれたようですが。


その時のEUR/USDの4時間足。東京時間で上げて、オバマさん当選確実で上抜けるかなーと思いきや下げトレンド再開。なんか結局テクニカル的な局面だったような気がします。そしてクソポジはピラミッドへ(2012/11/12 15:40)。


米大統領選で盛り上がる一方、ギリシャでは....
ギリシャ炎上 群衆、国会包囲 | MSN 産経ニュース

ギリシャ国会は8日未明(日本時間同日朝)、欧州連合(EU)などが次期支援の条件としている135億ユーロ(約1兆4000億円)規模の歳出削減策などに
関する法案を賛成多数で可決した。
 国民に一層の痛みを強いる同法案をめぐり、首都アテネでは7日、怒りと絶望に突き動かされた約10万人の群衆が国会議事堂を取り囲んだ。
 「国民よ、前を向いて闘え」。
 突然降り出した雨の中、国会前のシンタグマ広場にシュプレヒコールがこだまする。
 一部の過激派は警官隊に向けて火炎瓶を使用、あちこちで大きな炎が上がった。
 警官が催涙弾で応じると、人々は目や口を押さえながら炎で赤く染まった広場を逃げ惑った。 


米大統領選を織り込んだのは一瞬だけで案外こっちのが主材料なのかもしれませんね。

2012年11月5日

休むも相場

最近、メンタルが崩れやすくて、どうしたらいいのか考えていました。自己啓発系の本は金持ち父さん以来敬遠してたのですが、藁をもすがる思いで




なんて読んでみたり。確かに得るものはありました。特に第2章が良かったです。が、すぐに改善するわけではなく。。。マザーテレサの言葉じゃないんですが、こういうのは日々の行動の積み重ねで培うもので、当然といえば当然。


以前、ツイートしたこともあるのですが、メンタルトレーニングに関しては、高校の部活でも、大学の部活でも、セミナーを受けたことがあります。どちらの方も丸一日びっしり使ったセミナーで、「強くなった自分をイメージすること」とイメージの重要性を強調していたのを覚えています。私は高校でも大学でもそれほど強くその競技に入れ込んでいたわけではなかったので、聞いていてもいまいちぱっとしませんでした。ただ、競技へのモチベーションを差し引いても、私はどうも「頑張るぞうぉおおおお」とか「努力うぉおおお」とか「優勝するぞうぉおおおお」とか熱いのダメみたいなんですよね。「心は熱く、頭は冷静に」なんていい言葉も習いましたが、「心と頭の違いってなんじゃあああヾ(`Д´)ノ」って思って自分には合わないというか。。。合う人には合うんでしょうが。。。当然常に勝ちはイメージしてますし、目標立てて日々の積み重ねも大事だと思っています。で、メンタルに関してはもうどん詰まり。。。


そして、今朝、会社に向かう途中のけやき通りを、「紅葉きれいだなー」なんて思いながら歩いたら、ふと考えが浮かびました。メンタル弱いとか強いとか鍛えるとか鍛えないとかじゃなくて、単に兼業でトレードしてると週末は精神的に疲れているだけなんじゃ?勝率が落ちるのもポカやるのも週末なんですよね。これだ!と思いました。大事なこと忘れていました。



「休むも相場」


現状、私の仕事はトレードは全く関係のないところにあるので、トレードと仕事を両立するには頭の中を切り替える必要があります。禅の本にも書いてありましたが、一日のうちで何も考えずぼーっとする時間を設けるなど、常にリラックスして精神的な疲れを取るように心がけてはいるのですが、自分が思っている以上に精神的に負担があったのかな、と思いました。確かに目標pipsを達成するように考えてトレードをするのは大事ですが、一番大事なのは続けること。無理してトレード嫌いになったら意味ないなって。のんびりマイペースで育っていこうと思います( ´-ω-`)_且

2012年10月25日

ユーロの行方

お久しぶりです。ブログの更新サボってました。トレードの方は先週は順調に勝てたのですが、今週は月末週ということもあってやはり苦手意識が出てまずまずです。。。さて、今回は今後のユーロの行方を考えたいと思います。

下記に昨年の9月くらいからの日足のチャートを示しています(クリックで拡大します)。昨年4月に始まる下落からきれいに引ける下落チャネルラインにすっぽり収まってるのがわかるかと思います。現在は7月の安値からの上昇から3つの山を作って下落しているところです。昨日まではこの3つの山、変則ヘッド&ショルダーかなんかかなーと思っていて、完全に下にいくもんだと思っていました。

しかし、Twitterのタイムラインで(たぶん短期で)ユーロ上目線の人が一人。内心「下いくと思うのになー」と思いつつも長期足に目線を伸ばして他のチャートパターンを検証してみたところ「あれ、これは上昇フラッグじゃない?」と気付きました。3つの山の谷を結んでなかったんですよね。それにまだGMMA長期組の上。ここで鯖食いが始まって押し返されたら完全に上昇フラッグパターンになってしまいます。


案の定、4時間足では抵抗なしの真空地帯なハズが下落ストップ。チャート的にも、月末、さらには米大統領選前ということであっさり抜けるようなことはないのかなーと思いました。次の大きな材料は11月の雇用統計と政策金利、そしてなんといっても米大統領選挙。ロムニー氏がQEに対して否定的な立場を取っているのでロムニー氏当選でまさかのQE3ストップで下降パターンになるドル高もありえるかも!?難しい局面ですね。。。


2012年10月4日

週別レンジ検証

先日、トレード履歴を見てふと月末に負ける傾向があるなーと思いました。それで月の1週目-5週目の週別でレンジになりやすいかどうか過去のデータから検証してみました。データはMT4のツール→History Centerから通貨ペアEUR/USDを選択してCSVでエクスポートしたものを解析に用いました。簡単な統計取るくらいじゃそんなに変化ないかなーと思ってたのですが、統計を取る区間で傾向が分かれて面白い結果が得られたので記事にしたいと思います。


下記は2009年から2012年の月別、週目別の週足OpenマイナスCloseの絶対値を取ったpipsの平均値の比較表です(ただし2012年は9月まで)。5週目はある月とない月、あっても日数が少ないので動かないのは当然です。また、1周目が他の週を上回って動いているのがわかります。月別でみると5月9月が動くのはわかるのですが1月が思いのほか大きく動いていました。これって常識ですか?wとにかく、4週目の動きが他の週に比べて少ないという結果が得られました。月末に私が負けるのと相関がありそうです。


手間をかけておいて何も傾向がでなかったという結果が得られたら悲しいかったので傾向が出て良かったのですが、最初1993年から2012年の全区間で比較したときは何も傾向が出ずにorzになりましたw

下記は2005年から208年の月別、週目別の週足OpenマイナスCloseの絶対値を取ったpipsの平均値の比較表です。なんとこの区間では週別で変化が見られませんでした。月別でも5月と秋のアノマリーは通用せず...


上記2つの表を見てすぐに気付いた人は多いかと思いますが、2008年にはリーマンショックが起こりました。それを境に月始めの米雇用統計と政策金利に注目がいくようになり、上記のような結果が出たのかなと思っています。


今回は単純な平均で比較しましたが、たとえば、三角形みたいな波形でOpenとCloseが近い場合はあまりレンジとは言えないと思いますし、日足で見て波形をパターン分けした方がもっとレンジかどうかわかると思っているので良い方法を思いついたら追加で検証したいと思います。

2012年10月3日

カツカレー

2012年9月24日から9月28日まで、9月最終週の相場。この週は自民党総裁が逆転勝利で安倍晋三氏に決定したというのが大きなニュースでした。

主なニュース。
  • ドイツ9月IFO景気動向指数 102.3 → 101.4
  • 自民党総裁が安倍晋三氏に決定
安倍さんはデフレ対策や円高対策に積極的なようなので、政権交代して自民党政権になったときは為替が大きく動くかもしれません。関西のテレビが安倍さんが3500円のカツカレーを食べたと取り上げたことで世間はちょっとしたカツカレーブームになったみたい。カツカレーはうまいですよね。カツとカレー、それぞれ単独でも超うまいのに合体しちゃったんだもん。「お前何カロリーなんて気にしちゃってるの?」と言わんばかりのボリュームが素敵です。安倍さん、お金持ちなんだから経済回すためにもっと高い食事して欲しいモノですが...ちなみに、私は栄パーキングのカツカレー750円が好きです。

さて、カツカレーブームで日本人のカロリーはおもいっきりオンな感じですが、地合いはややリスクオフ気味。

Open
Close
Direction
Oil$93.150$92.050
Gold$1772.31$1772.28
EUR/USD$1.29781$1.28587↓↓
USD/JPY¥78.164¥77.950
DJ30$13486$13368
NIK225¥9015¥8855↓↓




この週のトレードはポジポジ病発症で1日で週の利益を吹っ飛ばすなんてことやらかしてしまいました。今回のトレードで気付いたのですが、今まで同値撤退やS/L多発で利益を逃してしまったのは利食いが悪いのではなくエントリーするときの利食いポイントを明確にしていなかったためだと思いました。なのでエントリーするときは利食いポイントをはっきりと決めるべきだと思いました。あと決められたことをトレードで実行するのってトレードの以外の時間が大事だなーと思いました。トレードできない体調や精神状態のときにいかにして相場から離れられるか、そういったことも見直していきたいと思います。

2012年9月24日

乙女心と秋の空

2012年9月17日から9月21日までの相場。今週は、QE3で過熱した相場が落ちついてきたような相場でしたが、全戻しや髭多発で素直にトレンドにならなくてまさに「乙女心と秋の空」、非常にやりにくい相場でした。それでは今週の主なニュースと指標です。

  • 米住宅着工件数 73.3万件 → 75万件
  • 日銀が買い入れ基金10兆円の追加緩和発表
  • 米失業保険申請件数 38.5万件 → 38.2万件
  • ヘッジファンドが決算前の利食いとの

日銀もFRBの後を追うように追加緩和を発表。日銀の追加緩和に関する解説はこちらの記事がわかりやすかったです。前々から日銀のオペは超短期の材料にだけ使われてスルーされる傾向にあるようですwこの日銀のオペは株や債券をナンピンってことですよね。私は日本の経済状況に効果あるとは思えないんですよね...

さて、乙女心と秋の空、なチャートを紹介。下記は9月18日のチャートです。赤丸でつけたところで上下に髭を連発しています。私は下髭の連続でLポジを持ったのですが売り優勢で結局下に垂れちゃいました。しかし、100時間SMAがサポートになって走らず...


下記が18日の髭の後の19日のチャート。100時間SMAがサポートになって東京時間午後に上に抜けたと思われましたが、ロンドンに入る前に帰ってきちゃいました。そして、100時間SMAを抜けたと思われましたが、いってこいのV字チャート。その後100時間SMAがレジスタンスになって跳ね返り、今度は下に走りました。まさに女の子の買い物に付き合わされる気分...


そして、いってこいx2な21日金曜日のチャート。後になって見るとまたまた100時間SMAが今度はレジスタンスになっています。この日のいってこいx2は4時間足では2本の上髭になってGMMA短期組がGMMA長期組に食い込む形で終わりました。最後の最後まで振り回された週でした...




さて、リスクオンリスクオフ。いってこいで上げを無効にして結果的に横ばい、全体的に売り優勢。この週でユーロドルはQE3発表後の上げを早くも解消してしまいました。これによって、QE3が無期限無制限介入とはいえ、市場に材料消化完了と見なされればさらに一段下もあり得るかな、と思っています。米、日本ときてそろそろ欧州の材料も出そうですし...素直なチャートにはならなそう。

 
Open
Close
Direction
Oil$99.025$91.925↓↓
Gold$1770.18$1772.96
EUR/USD$1.31123$1.28900↓↓
USD/JPY¥78.344¥78.167
DJ30$13480$13496
NIK225¥9130¥9055




今週は、勝率も獲得pipsも順調に改善しているものの、一喜一憂し過ぎでメンタル的に全然ダメでした。さらに素直じゃない流れで利食いを逃して同値撤退をしたトレードが1割くらい、pipsにすると合計100pipsはあります。中には+40pipsまでいったのに同値撤退をやらかしてしまったものも...欲を捨てきれませんでした。これもメンタルが起因しているもので、含み益になって嬉しくなって「ヨシヨシ方向はあってるしもっと利益を伸ばすぞ」なんて考えるのをやめてしまったが為です。冷静に判断していレバ、利食いできていたかもしれません。私のトレードの掟の中に「欲が出たら手じまう」というものがあるのですが、すべてこれを破ってしまったがためですね。抽象的な掟なので守るのがなかなか難しいのですが、今回のトレードで「欲が出る」状態というのは感情的になって考えるのをやめてしまった状態なんだな、と改めて認識することできました。来週は即実践したいと思います。

2012年9月20日

陳先生の真実

ようやく陳満咲杜氏著GMMAの真実を読み終わりました。やはり陳先生の書籍は面白くて参考になりますね。2ch市況板では曲げ屋とよく話題に上がっているみたいなのですが、私が見ている限りは市況分析や相場観は確かなものがあると思います。私が参考にしているアナリスト、トレーダーのうちの一人です。何より今の相場観は陳先生の書籍を元に作られたといっても過言ではないかもしれません。Twitterアカウントももっているようなのでリプライを飛ばしたらもしかしたら反応してくださるかも!?そんな私は陳先生を偉そうに評価する立場にない雑魚なんですけど...


陳先生著の書籍は私は下記の3つを読みました。FXトレーディングの真実は、トレードを始めた初期に~円儲けた!系の様々な人の本を読みあさっていたころに出会った本です。この本を読んだときは衝撃を受けました。他の人の書籍とは一線を画す内容で、チャートとの向き合い方を学ぶことができました。「~円儲けた」系の本は、結局はナンピンしない、順張りする、余裕資金でする、ロスカットを徹底する、という当たり前のことしか書いてなくてこのpips取りゲームをどうプレイしたらいいのか、チャートをどう読んだらいいのか具体的なことは書いていませんでした。当たり前のことは、重要なのはわかるのですが、こういう哲学は自分でトレードをしていくうえでようやく自分の中でできあがるもので、書籍で読んだところでわかった気にはなるけど結局よくわかってないんですよね。そんなモヤモヤした気持ちを吹っ飛ばしてくれた一冊。入門としておススメです。


今は読むべき本というのがだいたいどのような本かわかってきたのでいいのですが、当初は全然わかりませんでした。これはもう陳先生に頼るしかない!と思って手に取った一冊。この書籍はFXトレードの真実とは異なり、テクニカル分析やチャートの読み方というよりは相場とその時々の社会的なできごととの関係をサイクル理論を取り入れて解説した書籍です。特に中国バブルの解説は中国出身ならではの視点でとても面白かったです。私はこの書籍で相場観を養うことができたと思います。面白さで言ったら今回挙げている3冊の中で一番だと思います。相場を基本に時事を読み解く、こういう本がもっと増えればいいなーと思います。



そして、最後に最近読み終わった一冊。テクニカル分析GMMAを用いてトレードのエントリー・イグジットタイミングを詳細に解説した一冊。陳先生は書籍の中で「GMMAを使って勝てないのならトレードをやめた方がいい」みたいなことを言っていますが、GMMAはまさにそれくらいわかりやすい指標で、この書籍はそれを詳細に解説した唯一の日本語の書籍。私はもともとEMAが好きで使っていたのですが、それの拡張とも言えるGMMAにしてから勝ちトレードの獲得pips数は伸びたと思います。まだまだうまく負けられない雑魚トレーダーからは抜け出せてないんですけど...テクニカル分析は麻雀でたとえると「捨て牌を読む」ようなもの。その指標からどれだけ市場の他のプレーヤーの心理を読めるかがカギになると思っています。そういった面ではGMMAはEMAを12本も使い短期組と長期組に分けることで、いろんな人の思惑を読みやすい構造になっていると思います。この書籍はただでさえ強力なGMMAを「鯖食い」などの言葉でさらにわかりやすく、そして面白く読めるように解説してあります。どのテクニカルを使えばいいのか悩んでいる方にGMMAとこの書籍はセットでおススメです。



ちなみに、陳先生の最新の市況はザイFXでコラムでも読めるのでこちらもおススメ。

2012年9月18日

iPhone 5購入を機にキャリアをSoftBankからauへ乗り換えました

私はiPhone 3Gの発売以降、SoftBankを4年使ってきました。この4年間、電波状況が改善することを期待していたのですが、最近は改善どころか利用できないことが増えてきました。特に、
  • 周りにたくさん人が集まるような場所があるわけじゃないのに「電波はあるのに通信できない」ということがいろんな場所で起きた
  • 遠出したときはいつも、いざ地図アプリを使おうとしたときに通信速度が遅すぎて役に立たないかそもそも電波が届かなくて通信できなかった、ということが起きた
  • 極めつけに普段よく使う電車の中でも、SoftBankユーザーが増えすぎたせいかほとんどスループットが出ない状況
と、いろいろな場所、時間で不便さを感じてきました。電車の中は3Gや4の初期のころは結構快適だったのですが、最近はほぼ不通状態。auへの乗り換えが増えてSoftBankが快適になればって言ってる人いますが、都市部よりずっと人口が少ないはずのど田舎の地方都市でも快適じゃないからiPhoneユーザーが多少減ったくらいじゃかわらないと思います。そもそもみんながスマホに乗り換えて回線の混雑が本当にひどい状況なのかな、と思います。


SoftBank側のマイナス要因ばかり上げたわけですが、乗り換えると決心したのはKDDI側のプラス要因もあるからです。LTE時代の携帯電話ネットワークはKDDIが最強。あの無線にゃんもわかりやすく記事にしています。総務省の発表によるとKDDIは700MHz帯のうち、下り773MHz~783MHzの10MHz、そのペアの上り718MHz~728MHzの10MHzの計20MHzを取得したようです。AppleのWebサイトによると、KDDI用モデルのiPhone 5のLTEは、Band 1(2100MHz)、3(1800MHz)、5(850MHz)、13(700cMHz)、25(1900MHz)の5つの周波数帯に対応しています。しかし、WikipediaのLTEのページをよく見ると、KDDIが取得した周波数帯はなんとBand 28。これに一番近いのがAT&T用モデルのBand 17(700bMHz)の704MHz~716MHz、734MHz~746MHz。周波数帯が離れているSoftBankの900MHzよりは、KDDIの700MHzの方が技術的には希望が持てそうだと思っています。

記事を書く前は、iPhone 5の700MHzの中にKDDI 700MHzも入ってると思ってて、KDDIの方が700MHz+2100MHzでSoftBankよりも有利!!!と書こうと思ってましたが、現状のLTEでは2100MHz帯でのガチンコ勝負となるようです。まぁ、3GネットワークはKDDIの方がつながるのは間違いなさそうなので、多少月額料金が高くなっても乗り換えることにしたのですが...


月額料金の比較をしてみました。iPhoneの容量は16GB。


まさかの同じ値段。この記事を書いている段階では料金プランがまだ発表されておらず、SoftBankの方の定額が4,410円でSoftBank有利と思っていました。上記のネット定額料の5,460円ですが、SoftBankの方はパケット定額 for 4G LTEの料金、auの方はLTEフラットキャンペーン(i)適用後の料金です。SoftBankの方のパケット定額 for 4G LTEは速度制限があるとかないとか(今は速度制限はないみたいです)。auは今乗り換えるとキャンペーンで980円/月x24カ月の割引があるので、私の場合はauに乗り換えた方がお得。SoftBankの方も乗り換えキャンペーンがあるようなので、逆にauの人はSoftBankに乗り換えた方がお得かもしれません。

そして、キャリアを乗り換えるのに厄介なのが2年契約の縛りでかかる契約解除料です。私の場合、iPhone 3Gを2008年7月11日発売時に一括購入でホワイトプラン契約、iPhone 4を2010年6月24日発売時に分割購入し、今年8月請求の時点でホワイトプラン(i)が契約4年0カ月となってました。よって解約解除料がかからない更新月期間は7月11日~9月10日までのハズ。契約解除料かかってしまいます(ノД`)キャッシュバックキャンペーンはどうやら実施されないようですし...

結局、SoftBank解約からau契約に至るまでの事務的な料金の総額は、SoftBankの解約事務手数料2,835円、MNP転出手数料2,100円、契約解除料9,975円、auの契約事務手数料2,835円の計17,745円!!事務的なモノだけでこんなにかかってしまいます。男子割を適用すると、980円x24=23,520円浮くことになるので、2年後には5,775円プラスなんですけどね。


MNPで乗り換えはiPhoneで「*5533」まで電話してMNPをしたいことを伝えるだけ。auでiPhone 5に予約するときの待ち時間で済ますことができました。普段の通信速度も改善することですし、iPhone 5を手にするのがとても楽しみです。

2ch市況板から学ぶ

人の行動を見て自分の行動を見直すのに2ch市況板の住人の方々は大変参考になります。トレードを始めたころは市況2のユーロドルスレに張り付いて書き込まれるレスを参考にしていました。今回はたまにとても参考になるレスが書かれたりするのでそれをメモしていたものを載せたいと思います。

まずは参考になる書籍一覧。まだすべてを読んだわけではないのですが、ここにあるものはどれも有用で本を買うときはこの中から選ぶことが多いです。特に羽生さんの決断力はかなりの良書だと思いました。決断力はサイドバーにもリンクを載せてあります。

私が今までに読んだ本を記載します。数字は5段階評価。
■ 相場心理学
1 マネーの心理学 5
2 外為FX勝者の条件 5
3 行動経済学入門 3
4 ランダムウォーク&行動ファイナンス入門 3
5 規律とトレーダー 3
6 トレーダーの心理学 2
7 マンガ投資の心理学 5
8 ツキの法則 5
9 使える確率的思考 3
10 怒りのセルフコントロール
■ FX一般
11 私のFXバイブル 5
12 FX革命 4
13 投資の王道 外国為替証拠金取引 2
14 あの4億円儲けた主婦のFX奥義 2
15 FXトレーディング 2
16 着物トレーダーを卒業せよ 4
17 FXで稼ぐ人はなぜ1勝9敗でも勝つのか 3
18 FX練習帳 4
■ 株一般
19 一番やさしく株が分かる 5
20 投資の王道 5
21 株のすべて 3
22 迷える子羊のデイトレ革命 1
23 株の自動売買でらくらく儲ける方法 1
24 株の自動売買でサクサク儲ける方法 1
25 たった7日で株とチャートの達人になる 4
26 30万円からはじめる信用取引の本 3
27 2005年大出世株 1
28 生き残りのディーリング決定版 3
29 あなたも株のプロになれる 4
30 株の勝ち方はすべて外国人投資家が教えてくれる 4
31 デイトレード入門 5
32 ついに1億儲かった子羊式 1
33 株式上達セミナー 5
■ テクニカル関係
34 チャート分析大全 4
35 株価チャート実践帳 5
36 株価チャート練習帳 5
37 デイトレード逆張りテクニック 4
38 本間宗久翁秘録 3
39 先物市場のテクニカル分析 5
40 チャートの鬼 3
41 株価チャート実践帳 スイング編 2
42 FXチャート儲けの方程式 3
43 伝説の証券マンが教える本当のチャート入門 3
44 相場に勝つローソク足チャートの読み方 3
45 一目均衡表の基本から実践まで 2
46 テクニカル投資の基礎講座 4
47 株はチャートでわかる 4
48 サヤ取り入門
■ 相場師関係
49 日本相場師列伝 4
50 マーケットの魔術師 米トップトレーダーが語る 3
51 1000%の男
52 私は株で100万ドル儲けた 5
53 世紀の相場師 ジェシー・リバモア 4
54 脱アマ相場師列伝具体的な売買法と練習上達について
■ ファンダメンタル関係
55 マンガファンダメンタルズ分析入門の入門 4
■ 日経225一般
56 日経225先物取引入門 3
57 投資の王道日経225 2
■ 金融一般
58 金融商品得ガイド 3
59 投資信託の選び方 3
60 金持ち父さん貧乏父さん 3
61 為替の見方が分かる 3
■ オプション・Eワラント関係
62 投資の王道 日経225オプション 3
63 マンガオプション売買の入門の入門 3
64 eワラント必勝テクニック 2
■ システムトレード関係
65 株の自動売買上級テクニック 3
66 FXシステムトレード年率200%儲ける 3
67 FX&日経225先物システムトレード実践テクニック 3
■ 小説
68 赤いダイヤ上・下 4
■ その他
69 マンガで分かる統計学 3
70 語りかける中学数学
71 図解雑学 脳の仕組み 3
72 ゲーム理論トレーニング
73 なぜ、それを考えつかなかったのか
74 ダイヤモンドzai 4
75 yen spa 4


決断力 羽生 善治
思考は現実化する ナポレオン・ヒル
ツキの大原則    西田文郎 

そして、脱初心者のための相場熟練度チェックリスト。これもとても参考になります。私もいまだにこのリストにひっかかることがあるのでたまに見直して気をつけています。

相場熟練度チェック
1 スキャルじゃないのに売買回数が多すぎる。
2 怒ってすぐドテンする。
3 ストップが刺さりそうになると遠くへ移動する。
4 ポジポジ病。チャートを何時間も見続けてもエントリーポイントがこないと焦れて適当にエントリー。
5 勢い良く動いていると追っかけて行ってしまう。
6 離隔より損きり幅がでがく勝率でカバーしようとして失敗。
7 ストップを入れない。(何回も損切した後戻すを繰り返され、ストップを入れる意志を相場の神になくされる)
8 トレンドに逆行している。
9 だましに遭いまくり、テクニカルを無視するようになる。
10 日記をつけないでおなじ過ちを繰り返す。
11 怒り、焦りでマイルール無視。
12 方向はあっているが、途中の揺さぶりでビビリ決済。
13 無限ナンピン。
14 ドテンを何回も繰り返す。
15 離隔や損きりポイントが恣意的。
16 連敗した後離隔が早くなる。
17 値ごろ感でポジル。
18 悔しい感覚をもったまま次のトレード
19 金が損するのが嫌というより”負けること自体”が嫌で損切が遅れる。
20 机上の勉強についやし、実際の売買技術が何にも無い。
あなたはいくつ当てはまりましたか?結果は以下の通りです。
 0~1  →ようやくスタートラインに立ちました。これからもがんばりましょう。
 2~20 →”相場の肥やし”  『相場はおれの賽銭箱』
        お金はだいじだよー。よーく考えよー。
勉強すれば知識は身に付く。だが咄嗟の判断力は身に付かない
実践すれば咄嗟の判断力は身に付く。だが知識は身に付かない
知識と判断力を総合的にageていくには、資金管理と損失限度につきる。
結論・・こまけぇ事はいいんだよ

ギャン理論をルールにしている人もいました。第29条は私の掟にも取り入れています。

参考までに俺の29のルール書いておくね
第1条 資金管理と損失限度
第2条 ストップロスは必須
第3条 オーバーポジション厳禁
第4条 トレーリングストップ
第5条 トレンドフォロー
第6条 迷いは禁物
第7条 流動性とボラティリティ
第8条 リスク分散
第9条 指値注文の禁止
第10条 手仕舞いルール
第11条 余剰資金
第12条 小利益売買の禁止
第13条 難平禁止
第14条 待つことの重要性
第15条 利小損大の禁止
第16条 ストップロスキャンセルの禁止
第17条 頻繁売買の禁止
第18条 ショート(売り)の活用
第19条 値頃感の禁止
第20条 ピラミッディングのタイミング
第21条 ピラミッディングの選択
第22条 ヘッジの禁止
第23条 理由とルールに基づいた売買
第24条 利益確保後の売買の禁止
第25条 天底に関する憶測の禁止
第26条 不確かな助言による売買の禁止
第27条 損切り後の資金量縮小
第28条 不適切なポジションメークと手仕舞いの禁止
第29条 全てのルールは破られる為にある

そして最後に怖すぎるコピペの中でも厳選して怖いモノを...

62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/08(日) 10:28:12.74 ID:/ySUfDZU0
日経225先物オプションをネット証券5社で個人取引しています。
売りポジション専門のため証拠金は5社合計で
約1億円差し入れていました。(長年の取引による利益です。)
しかし、先日の地震による急落で追証が発生し、
とても払える額ではなかったため本日5社とも強制決済されました。
それに伴う不足金は5社合計で約10億円にのぼります。
(信じられない金額ですが事実です。)
その後、3社より連絡があり、現状では全く払えない旨を伝えました。
うち2社は今後の対応を協議の上、再度連絡するとの事でしたが、
1社からは分割での返済を勧められました。ただしその場合、
連帯保証人が必須との事です。
残り2社も明日には連絡が来るかと思います。
ちなみに私は33歳の自営業(年収400万円)で、現在妊娠8ヶ月目の妻がおります。
家族に迷惑をかけずに解決へ向かう手段はありますか?
(全て私個人でしたことなので、できれば家族を連帯保証人にしたくありません。)