@mhiki 上げ相場、下げ相場の定義付けが絶妙なんだと思う。— (@削除) 12月 20, 2012
@削除 ありがとう!実はそこが一番のポイントでかなり考えました。でも調子に乗るからあんまり褒めないで(*´ω`*)
— Hikkieさん (@mhiki)12月 20, 2012
@mhiki 人を上げて、自分を上げる!... さらに言えば道具を使うのにその道具の本質を理解してないからうまくいかないんだな、わたし。。。
— (@削除) 12月 20, 2012
@削除 おぉぉぉ!(削除)そこに気付いたんだね!新生(削除)が見られるかも( ´艸`)道具の本質を見極めて恋ができればあとは...w
— Hikkieさん (@mhiki) 12月 20, 2012
@mhiki やっとかよ~って言われそうですが..... 本命探すためにいっぱい恋してくるww
— (@削除) 12月 20, 2012
(RT削除)うんうん(^^)人と一緒で本質を見ないで外面ばっか気にしてちゃほんとには愛せないよw健闘を祈ってます(・ω・)bグッ
— Hikkieさん (@mhiki) 12月 20, 2012
会話相手は名前を伏せさせていただきました。会話の利用許可をくださってありがとうございます。偉そうなこと言っていますが、私も人のことを言える立場にないので、他のテクニカル分析も分析してみることにしました。
ちなみに、私は今まで以下のようにテクニカル分析を用いてきました。
一目(雲メイン) -> 平均足 -> EMAx3 -> GMMA -> GMMA+ローソク足という道を歩んできた。
— Hikkieさん (@mhiki) 12月 18, 2012
一目均衡表の雲は本も読まずに、なんか面白そうだから、という考察も何もない本当にくだらない理由で選びました。それから順張りを考えるようなり、見た目のわかりやすさから平均足を選びました。このときは結構勝っていたのを覚えています(今思えばただのまぐれだったのですがw)。その後、本当の終値が見たくなりEMAを選択し、ついには陳先生の書籍を読んでGMMAにたどり着きました。今は基本的にGMMAを用いたトレンドフォローなのですが、最近利食いがうまくできずに悩んでいて、局面を読んで柔軟にクローズできるようにローソク足酒田新値を取り入れました。酒田新値を取り入れた副産物として、GMMAシグナルでのエントリー時に短期でやられにくくなったり、よりいい位置をとれるようにもなりました。そして、現在使っているテクニカル分析に関しては下記の記事にまとめてきました。
他を知ると本命をもっと好きになる法則。私一途なんです(*´ω`*)って言っても二つ使ってるけどw
— Hikkieさん (@mhiki) 12月 20, 2012
ということで今回は、数あるテクニカル分析の中から有名どころのボリンジャーバンド、RSI、MACD、ピボットの4つを取り上げて、考察したいと思います。
初めに、一般的にテクニカル分析にはトレンドフォロー系とオシレーター系に分けられる、と記述してあるものが多いと思います。この分け方から前者は順張り、後者は逆張りとまで記述してしまっているものもあります。これを鵜呑みにしてしまうと、手法探しにハマってしまい、グルグルに突入して本当に大切なものを見失ってしまうかもしれません。それぞれのテクニカル分析の本質を見極め、それが何を測るものなのか、その分析における最適なトレードは何か、を自分でよく知る必要があると思います。
最初はボリンジャーバンドです。ボリンジャーバンドはジョン・ボリンジャー氏が1980年代前半に考案したそうで、単純移動平均線(SMA)を中心において、上下に標準偏差分だけ離して線をおくテクニカル分析です。標準偏差の1倍(1σ)、2倍(2σ)、3倍(3σ)を使う場合があり、1σ内で動く確率は68%、2σ内で95%、3σ内で動く確率はなんと99%にもなるそうです。標準偏差を用いているので、標準偏差から離れたところを平均回帰を狙って逆張りをするイメージですが、それが有効なのは母集団の確率モデルが正規分布である場合だけです。実際の相場の値動きは正規分布から大きく離れた分布であり、その局面によってはよく効くこともあるかもしれませんが、ボリンジャーバンドの式そのものは理論的には相場の値動きの確率モデルをついたものではない、といえます。
なので、平均回帰を狙って逆張りをするのではなく、ボリンジャー氏本人を含め、Wikipediaのテクニカル指標のボリンジャーバンドの項などに記述してあるとおり、基本的にはボラティリティを測る尺度として用います。そして、ボリンジャーバンドを用いた順張りテクニックのボラティリティブレイクアウトの名のとおり、本質はブレイクアウトを狙うためのテクニカル分析といえます。私にとっては、GMMAでもブレイクアウトを狙えるので置き換えるものでもない、という印象をもちました。また、SMAを用いている点があまり好きではありません。
次にRSIの考察です。RSIはJ. W. ワイルダー氏が考案したテクニカル分析で、値上がり幅の平均が酒田新値の高値更新、値下がり幅の平均が安値更新の考え方に近いという印象を受けました。割り算はどちらが多いかの割合求めてるだけです。このことから、酒田新値と同じく、本質は売り買いどちらの勢力が強いかが測れることだと思います。陳先生は、GMMAとRSIを組み合わせて使っているようで、確かにGMMAとは別のものを測るので、今までは陳先生がなぜ使っているのか謎でしたが、今回の考察で合理的な組み合わせだと思いました。私としては、値上がり幅、値下がり幅の平均をとってしまうのがどうも好きではありません。
私が一番最初に読んだFX本の人はMACDを用いていました。GMMAの短期組長期組の考えと似たような効果が得られると思いました。長期EMAを基準にして、短期で売り買いどちらの勢力強いか、と考えるとわかりやすいと思いました。さらにMACDシグナルではそれを平均するので、もっと長期的に勢力が強いかがわかります。MACDはRSIやピボットと同じオシレーター系のテクニカル分析として分類されますが、それらの売り買いの勢力を測るのと違って、本質は短期筋と長期筋の勢力と方向を測るテクニカル分析と言えます。私としては計算式自体が複雑すぎてわかりずらいので使うことはないと思いました。
そして最後にピボットの考察です。ピボットはRSIと同じくJ. W. ワイルダー氏が考案したテクニカル分析です。ピボット値ですが、高値、安値、終値の平均をとると下記の図のように、その足の値動きの中心点から少し終値の方にずれた位置にきます。ピボットが終値の方向に偏れば、D1、D2どちらかが大きくなってそのラインに到達する確率が下がります。下記の図では、陽線になってピボットが上の方に偏っているので、下の方にあるサポートラインまでの距離がレジスタンスラインまでの距離に比べて大きくなっているのがわかると思います。
RSIと作者が同じだけあって、本質もRSIと同じく売り買いどちらの勢力が強いかが測れることだと思いました。面白いテクニカル分析だとは思いましたが、酒田新値で高値安値を全く無視するスタイルを身につけてしまったので、恋をするには至りませんでした。
この他にも、ダウ理論、ライン、エリオット波動理論、フィボナッチ、一目均衡表と様々なテクニカル分析があります。それぞれのテクニカル分析と手法に長所と短所があるわけで、必勝法は存在しません。一番大切なのは、そのテクニカル分析と手法を通して自分自身を磨くこと、なんじゃないでしょうか。これだけは誰にも負けない!っていう好きなものがあれば何でもいいんだと思います。最後に、この言葉を引用しておきます。
「いかに見栄えしない草でも春とともに花になるように、人は恋することによってそれ自身を花咲かせる。」 野上弥生子
と、ここまで書いて、推敲している段階で「あ、自分は酒田罫線法がほんとに好きなんだな」と思いました。GMMAは勝てる手法なのですが、陳先生の書籍で陳先生流のシグナルを参考にしただけなので、なぜそのシグナルでエントリーすると勝てるのかはよくわかっていないんだな、と気付きました。英語の資料を探して考察すればいいのですが、今、自分の情熱は酒田罫線法にあります。そして、売買法の部分を読み進めていると、これはもしかしたら酒田罫線法のみでもやれるのではないのだろうか、と思うようになりました。勝っている手法から離れるのはなかなか勇気がいるのですがさらに上に行くために挑戦してみようと思います。
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