2012年6月8日

iPhone 4を1ヶ月使った感想


※これは2010年8月に書いたものです。
iPhone 4を使用し始めて1ヶ月以上たったので感想を書いてみる。ちなみに、それまではiPhone 3Gを使っていた。
1. 体感速度
これはもう比べるまでもなし。待たされる事が一切なくなった。いろんなことがとにかく速い、早い。アプリの起動、シャッター速度、無線LAN APへの接続、文字入力、Webの読み込み速度、これだけで「買い」と言えるだろう。また、3Gみたいに頻繁に落ちないから総合的に作業がスムーズになった。2年間、この不安定さの為にどれほど時間を捨ててきただろうか。でももう気にする必要はない。ごくたまーに、フッと落ちることがあるがこれはそのうちアップデートでなくなるだろう。
2. 新機能
iPhone 4というか、iOS4の感想。マルチタスクとフォルダのおかげでUIがちょっと複雑になった。マルチタスクが気になって頻繁にアプリを終了させにいってしまう。で、これが結構煩わしい。Safariの動画再生がスムーズになったり、ユーザー辞書登録ができるようになって細かいところまで使いやすくなっている。あとは、個人的には日本語テンキーの連続タップで、「あ、い」と進むんじゃなくて、「ああ」と、入力するのも選べるようにになって欲しい。3Gからの乗り換えだから今まで我慢した分、コンパスやビデオカメラを存分に楽しんでいる。特にビデオの解像度はなんと720pもありiPhoneでハイビジョン撮影ができてしまうのだ。撮影のビットレートは10Mbpsと比較的高画質だからあっという間に容量が増えてしまう。現状は細かく取り込んで対処。
3. 新しい筐体
iPhone 3Gに比べると、結構薄くなって少し細くなっているいるはずなのだが、フラットになったせいか、持った感じはそれ程変わらない。フレームと前背面のガラスの間の段差が手に引っかかって前よりすべりにくくなった様に感じる。前はふとした拍子でミュートのスイッチが切り替わったことがあったが、それがなくなっている。あと話題のアンテナだが、3Gの時に比べるると断然良くなっている。問題の部分を握っても、電波が弱い場所にいなければ全然弱くならないので問題にはならない。
4. フラッシュLED
カメラのフラッシュに使えることはもちろんだが、FlashLight4Gというアプリを入れれば、iPhone4が懐中電灯になってしまう。ものすごく明るい。しばらくつけておくと少々熱くなるのが心配だが。また、ラジオを復調するチップは積んでるのだから将来のモデルはアンテナさえつめばFMラジオを聞けるようになるかもしれない。現段階でも、防災グッズを買うくらいならiPhone 4を買ってしまおう、と言えるくらい様々な機能がある。
5. 電池
充電回数については1日約1.5時間の通勤のときにTwitterや電子書籍を読む程度の利用で、3Gのときは平均1.5回/日。4Gは平均0.5回/日。3G通信をしたときはパワーアンプが電力をくうせいか、やはり電池が減る速度が速いのだが、通信をしなければかなり持つ。驚いたのはゲームをぶっつづけでしたときの電池の持ち。最近は以前買ったFF1をプレイしていたのだが、ゲームをする=通信をしないだから、このときは3, 4日に1回の充電で十分だった。3G/3.9Gのパワーアンプはどうしても送信する電力が数100mWになってしまうので、ここは電池技術の発展、もしくはWi-Fi網の発展に期待するしかないだろう。
6. ディスプレイ
解像度は4倍になったが、期待に反してスーパー有機ELディスプレイではなかった。スーパー有機ELは、サムスン曰く、消費電力が液晶の2/3くらいらしいから、サムスンには解像度、価格、供給量の点で頑張ってもらうしかない。同じくらいの画素密度をもつ他のガラケーと比べてiPhoneがきれいに感じる理由、それはフォントの選定やフィルタ処理など見えないところがすごいから。ただアニメーションやデザインをまねるだけでは同じにならない。
7. 総合
総合的には当然大満足。今思えば3Gがひどすぎたのだが、4Gはこれが最終形態って言っていいほど完成していると思う。日本に限って言えば欲しい機能はおさいふケータイくらいだろう。果たして、次のモデルがどうなるのか全く想像がつかない。以前と違って(アンテナくらいしか)非の打ち所がないからだ。しかし、私がこんな感想を書いている今もAppleの中でますます進化を遂げていっているのだろう。

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