2012年11月29日

チューリッヒの公理

今月(2012年12月)のトレード、1週目にしてもうすでに先月の利益と同じくらいミルクこぼしまくってます。利食いの理論、哲学があいまいで、そこがここにきて露呈してしまったようです。

例えば、GMMAでブレイクシグナルでエントリー、鯖食いシグナルでピラミッディングしてもそれがダマシで結果的に高値付近で掴んでしまっていて、ストップにかかってしまったり。というわけで、柔軟に相場の変化に対応して利食いできるように、残ったミルクをペロペロしながら酒田罫線法を勉強中です。

今回の記事は自戒をこめて、私に強く影響を与えた書籍「マネーの公理」とこれに載っている12の公理の復習です。チャートやテクニカル分析すら否定的にとらえているこの書籍ですが、今にして思えば「もっとも大切なのは自分の心だ」ということを言っていたのかもしれません。






書籍の目次から、12の公理と16の副公理を引用しておきます。



1. 心配は病気ではなく健康の証である。もし心配なことがないなら、十分なリスクをとっていないということだ。

a. いつも意味のある勝負に出ること。
b. 分散投資の誘惑に負けないこと。

2. 常に早すぎるほど早く利食え
c. あらかじめどれだけの利益が欲しいのか決めておけ。そして、それを手に入れたら投機から手を引くのだ。

3. 船が沈み始めたら祈るな。飛び込め
d. 小さな損は人生の現実として甘んじて受けよ。大きな利益を待つ間には、何度かそういう経験をすると考えろ。

4. 人間の行動は予測できない。誰であれ、未来がわかると言う人を、たとえわずかでも信じてはいけない。

5. カオスは、それが理路整然として見え始めない限り危険ではない。
e. 歴史の罠に気をつけろ。
f. チャーチストの幻想に気をつけろ。
g. 相関と因果関係の妄想に気をつけろ。
h. ギャンブラーの誤謬に気をつけろ。

6. 根を下ろしてはいけない。それは動きを遅らせる。
i. 忠誠心やノスタルジーといった感情のせいで下落相場に捕まってはいけない
j. より魅力的なものが見えたら直ちに投資を中断しなければならない。

7. 直感はできるのであれば信頼できる。
k. 直感と希望を混同するな。

8. 宇宙に関する神の計画には、あなたを金持ちにすることは含まれていないようだ。
l. 占星術が当たるのであれば、すべての占星術師が金持ちであろう。
m. 迷信を追い払う必要はない。適当な所に置くことができれば楽しめる。

9. 楽観は最高を期待することを意味し、自信は最悪に対処する術を知っていることを意味する。楽観のみで行動してはならない。

10. 大多数の意見は無視しろ。それはおそらく間違っている。
n. 投機の影を追うな。往々にして、何かを買う最高のときは、だれもそれを望まないときである

11. もし最初にうまくいかなければ、忘れろ。
o. 難平買いで悪い投資を何とかしようとするな。

12. 長期計画は、将来を管理できるという危険な確信を引き起こす。決して重きを置かないことが重要だ。
p. 長期投資を避けよ

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