2012年11月27日

GMMAのシグナル

今回はGMMA(Guppy Multiple Moving Average)のシグナルをまとめたいと思います。


参考書はこの記事でもあげた陳先生著の「FX最強チャート GMMAの真実」。GMMAはどういうものかというと、自分の記事を引用。

GMMAはEMAを12本も使い短期組と長期組に分けることで、いろんな人の思惑を読みやすい構造になっていると思います
要するにEMAをたくさん使うってだけです。期間のパラメータはGuppyさんがめっちゃ検証したらしいのでいじらないでいいと思います。書籍では主なシグナルは下記の6つをあげています。この記事を書いている2012年11月27日現在のGBP/USDがちょうど見本になりそうなチャートだったのでエントリーポイントを合わせて載せておきます。


1.コバンザメ
短期組と長期組のクロスや打診後、両者が乖離して組み内の間隔が拡散したところで買う。


2.鯖食い
短期組が長期組に接近打診後、元の方向に戻ったところを戻り売り・押し目買いする。
(2012年11月28日追記)ちなみに、この後、GBP/USDは結局反転して形が崩れてしまいました。こういったとき、同値ストップを入れておくなどの対策をしていれば損失することもないと思います。

3.トビウオ1
短期組の収束や序列逆転が前兆となり、長期組と接近、打診、クロスを確認してエントリー。ベアからブルトレンドへV字転換するとき。


4.トビウオ2
保ち合いからブルトレンドへ発展するとき。こちらも1と同じく短期組の序列が逆転して短期組と長期組のクロス完成でエントリー。

5.キャシャロット1
短期組が距離を保って上から真っ逆さまに長期組へ突っ込み、クロスして下落トレンドを展開して行く。タイミングは3と一緒。

6.キャシャロット2
短期組と長期組の乖離が比較的小さく、高値圏での保ち合いが比較的長く、横ばいの状態から短期組が長期組を下に抜けベアトレンドが加速していく。タイミングは4と一緒。


書籍では上記6つのシグナルですが、本質的には、ブレイク直後のコバンザメ、押し目/戻りを狙う鯖食い、ブレイク時の3-6、の3つのタイミングで順張りで入ることをあげています。難易度も1、2、3-6となっているように思います。ただ、慣れないうちの1、3-6はいってこいのダマシにひっかかったりするので一番勝率が高いのはやはり押し目/戻りを狙う2のように感じます。ブレイク後は下心でスケベL、スケベSを入れたくなるのですが、度胸がついて慣れてくると1のポイントも取れるようになるかと思います。

私の場合は、5分足、15分足、時間足、4時間足で上記のシグナルとローソク足の形でポイントを見つけます。基本的には時間足、4時間足の上記ポイントで入るのですが、それだとタイミングが遅すぎるので少しでもいいところで取るために5分、15分も組み合わせてます。また、日足、週足、月足でラインを引いてクソポジなどの状況から、利食いする、警戒して手を出さない、ブレイクを狙うエントリーする、などの戦略を決めています。最終的に決断する根拠は「感」と「観」なんですけど。。。


番外編
ちなみに、GMMAは基本的にトレンドにのる順張り指標なので、レンジの時に手を出すと痛い目に('A`)下記は2012年11月27日現在のAUD/USDの4時間足チャート。丸のポイントで手を出してると3回くらいやられるわけです。トレールや同値ストップなどを組み合わせる、熱くなって何回もエントリーしない、などの工夫も必要です。結局メンタルが一番重要...w



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